恋人の苗字で結婚をためらう女性は○人に1人!?中でも20代は…
©iStock.com/tororo
世の中には、実に衝撃的な苗字がたくさんある。なかにはギャグちっくな苗字や、下ネタを想起させる苗字までさまざまだ。人気アニメのキャラクターを例にとると、
・穴子(アナゴ)さん:『サザエさん』
・出木杉(デキスギ)さん:『ドラえもん』
・骨川(ホネカワ)さん:『ドラえもん』
・尖(トンガリ)さん:『キテレツ大百科』
・則巻(ノリマキ)さん:『ドクタースランプアラレちゃん』
などが変わった苗字の代表例だろう。
ところで、もしも結婚相手の苗字が特殊な苗字であったら、いくら好きな相手であったとしても、女性は結婚を思いとどまるのだろうか?
しらべぇ編集部では20代~60代の女性677人を対象に、素朴な質問を投げかけてみた。
結果、「ためらったことがある」人はわずか4.9%。「苗字なんて関係ない!愛がすべて!」な女性が世の中には多いのかと思いきや…そうでもないようだ。
画像をもっと見る
︎■20代女性の10人に1人は結婚をためらった経験あり?
なんということだろう。20代の女性は、他の年代と比べ苗字のせいで結婚をためらった割合が10%を超えている。
10人に1人と考えると、結婚の際に苗字が思いのほか重要視されているのではないか。 さらに、東京住みの女性も同様に10%を超える数値が出ている。
関連記事:【合理性と恋愛を考える】結婚はメリット・デメリットを考えてすべきものなのか?
■収入や雇用形態の違いで大差が…
職業別でみると、より顕著なデータがとれた。苗字のせいで結婚をためらった割合が会社員で8.1%なのに対し、無職・家事手伝いにいたっては0%。
収入別にみても、ある程度収入がある女性の方が苗字を気にしている。「同世代よりも出世している」と申告した女性では16.4%もいた。
この数値が意味することは、女性の社会進出だとは考えられないだろうか。
関連記事:結婚相手に一番求めることって何なの?【ゲイのプロレスラー、結婚を目指す】
■女性の自立と社会でのポジション確立
©iStock.com/RyanKing999
社会に出て仕事をすることに生きがいを見いだした女性ほど、「他人からどう見られるか」を気にする傾向があるように思える。 職種によっては、自分の名前をガンガン売って営業していく場合も。
芸能人をみるとわかるが、姓名はいわば「商品名」でもあり、外の世界で勝負していく際の大事な要素となりうるのだ。
一方で、「旦那に養ってもらいたい」という意識の強い女性ほど、いくら納得のいかない苗字に変わったとしても、結婚をあきらめるという選択は皆無のよう。
ちなみにだが、容姿に自信がありモテていると自負している女性にも、結婚相手の苗字を気にする傾向が見られた。特殊な苗字の男性が容姿端麗なキャリアウーマンを結婚相手に狙うのは、一筋縄ではいかないかもしれない。
(文/しらべぇ編集部・chan-rie)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年7月24日~2015年7月27日
対象:全国20代~60代の女性計677名