何気なくつぶやいた商品名…リツートする公式アカウントに19.5%が「キモッ!」
今や宣伝ツールとして欠かせない存在となっているTwitter。
特に、企業やニュースサイトの公式アカウントは自社サービスの宣伝だけでなく、ユーザーの声をリツイートしたり会話をすることでファンを増やす場としても強力に機能しています。
画像をもっと見る■5人に1人が公式アカウントのリツイートに不快感
たとえば、書籍。
いま読んでる『◯◯(書籍名)』は、今まで読んだ中でも一番おもしろい!
こんなつぶやきをすると、書籍の版元アカウントからリツイートされることが珍しくありません。また、ニュースサイトやブログのリンクを貼ってつぶやいた場合も、これと同様の現象が見られます。
しかし、こうした公式アカウントのリツイートに不快感を示す人もいるようです。
【質問】何気なくつぶやいた商品やニュース記事に関するツイートを公式アカウントにリツイートされると、気持ち悪いと感じる
およそ5人に1人が公式アカウントのリツイートに不快感を示しています。
関連記事:【Twitterあるある】「日本終わったな」38.7%が見覚えあるつぶやきの正体
■「監視されている」「必死さが伝わってくる」
回答者はその理由を次のように答えます。
監視されているカンジがイヤだ(30代・男性)
公式アカウントのような見ている人が多いアカウントにリツイートされると拡散するので自由につぶやけなくなる(20代・女性)
常にキーワードを追っていること自体に引く。それからは商品を買いたくなくなる(30代・女性)
必死さが伝わってきて気持ち悪い(40代・女性)
■
むろん、自分のつぶやきを全体に公開している時点で見知らぬアカウントからリツイートされることを許容しているとも言えるでしょう。
しかし、自分がヒソヒソ声でつぶやいた言葉が、大きなスピーカーで拡散すれば動揺する人がいるのも無理はないでしょう。自分の言葉がどこまで届く可能性を持っているのか、ユーザーは改めて自覚的になるべきなのかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20〜60代Twitterユーザー男女計421名