イラッとする「トイレットペーパー1巻き残し」◯%の人が渋々パンツを履いていた…!?
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急いで駆け込んだトイレ。一息ついてペーパーを確認すると「カラン…」自宅のトイレならまだしも出先でこの悲劇は大ピンチである。
しかも、使い終わっているわけではなく「1巻き残してある」ところが、前使用者の罪悪感を匂わせるのだ。
そこで、しらべぇ編集部では全国の男女1413名に「トイレに入ったらトイレットペーパーがあと1巻きだったことがある」かについて調査を実施した。
■約半数は「1巻きピンチ」の経験あり!
結果、全体で見ると49.8%の人が「1巻き残しペーパー」に遭遇していることがわかる。女性は、男性よりペーパーの使用頻度が多いせいか6割に迫る。とはいえ、ペーパー利用が少ない男性でも、4割以上は遭遇していたのだ。
そんな多くの人がイラッとする、この1巻き残し。みんなのエピソードを聞いてみた。
・最初に入った個室はペーパー切れだったから、ペーパーが見えている隣の個室へ移動。それなのにまさかの1巻き。運が悪いというより残す人の意地が悪い。1巻残すぐらいなら潔く使い切って欲しい。(30代女性)
・おしっこだったので1巻を慎重に折りたたみ、出来るだけ厚くして難を逃れました。出てから念入りに手を洗いましたけど。これがウンチだったら終わりでしょうね。(20代女性)
およそ半数の人が遭遇しているこの「1巻き残し現象」。遭遇率から考えて、1枚だけ残して去る人がかなりの数いるということになる。そんな残す派の声はというと…
・セットするだけ、と言われるがとにかく苦手。自分で取り替えるのがイヤだから、次の人に変えてもらいたくて気持ちばかりですが残してしまう。(30代男性)
全部使い切るのは悪いなという意識からたどり着いた結果が、この1巻き残しということもあるようだ。
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■トイレットペーパー1ロールは何人分?
およそ半数の人が遭遇しているこの「1巻き残し現象」。逆を言えば、1枚だけ残してトイレを去る人がかなりの数いるということだ。日本トイレ協会によると1回の使用量の平均は80cm。1ロール(60m)では約75人分としている。
もちろん個人差や性別による違いは大いにあるが、たくさんの人が利用する公共のトイレではこの現象が起こる確率もぐんっと上がることだろう。
新しい施設のトイレには2つのペーパーがセットされているタイプや、業務用と思われるバカでかいロールもある。
これらは清掃員がチェックをして取り替える場合が多いので対処は難しいが、イライラするのが自宅やオフィスでの遭遇だ。この場合、犯人は大抵同じ人だと思われる。
同じ人が1巻き残しで立ち去り、同じ人が取り替える。これが地味でありながら怒りを買っている行為の根源。トイレでは、次の人に優しい心配りを忘れずに。
(文/しらべぇ編集部・momo)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国の男女20代~60代1413名