現役女子大生が組むアイドル「ユニドル」 その日本一決定戦は、とにかく熱かった!
こんにちは。双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。
現役女子大生たちがサークル活動の一環で自主的にアイドルグループを組み、母校の文化祭や外部のライブに出演するなどといった活動をする”ユニドル”。(Univer city Idolの略、以前にも取材させてもらいました)
貴重で限りあるキャンパスライフの大部分を捧げ、ハードな練習を何時間も行うユニドルたち…。今回は、そんな彼女たちにとって集大成となる、No.1ユニドルを決める大会「UNIDOL2015 Summer」本戦の壮絶な戦いの様子をレポートいたします!
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■小雨が降りしきる中…それぞれの思いが交差する!
8月28日、金曜日。会場はZeep Diver City(TOKYO)。
関東、関西、東海、九州、それぞれのエリアから厳しい予選をくぐりぬけて勝ち上がってきた強豪チームが一同に集結。敗者復活戦を経て、合計16組が本戦へと進出しました。
ユニドルは、あくまでも大学在籍中のみの“期間限定”アイドル。サークル活動を引退したあとは、ほとんどのメンバーが就職活動をし、別々の道を歩むことになるのです。
そんな彼女たちの輝きを目に焼き付けるべく、会場にはたくさんのファンがペンライトを持って詰め寄ります。ものすごい熱気! メインMCはお笑いコンビの「シソンヌ」さんとテレビ東京アナウンサーの紺野あさ美さんが務めていました。
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■いよいよ開幕! 印象に残ったチームをピックアップ!
楽曲は、全チームが既存のアイドル曲をカバー。背景のスクリーンを使用した独自の映像効果や、人数にあわせて変化するフォーメーション、考え抜かれた衣装など、それぞれのオリジナリティが炸裂していきます。
前半戦では、「明太子がはじけ飛ぶくらい元気に会場を盛り上げたい」という福岡女学院大学のチーム【zipper】が笑顔で魅了!
「ゆとり世代なめるな、ハロヲタなめるな」という意気込みのもとハロープロジェクトへの熱い情熱をステージ上で思い切りブチまけてくれたのは、関西学院大学の【ゆとりどんぶり。】
輝く女子に憧れて、「ぱんぴぃ(一般人)に限界はない」という活動方針で頑張ってきたという法政大学の【ぱんぴぃ☆*s】は、チーム名のインパクトはもちろんのこと、チラ見えする太ももと抜群のダンス力で存在感を発揮!
どのチームも持ち時間の10分間を最大限に活かし、客席のハートを鷲掴みにしていきます。
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■大会はさらに高みに向かっていく!
後半戦は、関東エリア、関西エリア、敗者復活戦、それぞれの予選で1位と2位を獲得した優勝チーム最有力候補たちの戦いに。
ステージ上での早着替えに挑戦するなど、記憶に残るステージを目指してきたという老舗ユニドルチーム・上智大学【SPH mellmuse】は、オーディエンスへのサービス精神がプロレベル!
エメラルドグリーンの衣装が鮮やかで、はんなり京都弁がたまらない“王道アイドル”のオーラを醸し出すのは京都女子大学【CottonCandy】です。
色鮮やかな衣装が多いなか、モノクロの衣装をベースにパフォーマンスの”品格”を重視し、本戦への覚悟が感じられたの早稲田大学【わせ女なんて呼ばないで】。
まなざしや動作のひとつひとつに「今大会をもって解散」という熱い思いがしっかりと込められているようで、圧巻のステージでした。
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■結果発表!
ステージ上には、各グループの代表メンバーが集結。
スポンサー企業による特別賞などの発表が終わり、会場の心拍数は頂点に…。結果は!
第3位:京都女子大学【CottonCandy】
準優勝:上智大学【SPH mellmuse】
優勝:早稲田大学【わせ女なんて呼ばないで】
みごと念願の優勝を果たした、【わせ女なんて呼ばないで】代表の河上茉莉奈さん(22歳)は、
高校生の時、このUNIDOLの大会をみて、自分もこのステージに立ちたいと思って大学入学後すぐにこのグループを結成したんです。結成当初からメンバー全員、この大会で優勝することが夢でした。
来年からは就職活動にはいり、今大会で活動休止になるので、最後の大会でその目標を達成できて、本当に嬉しいです!
と涙ながらにコメントしました。
”アイドル”という華やかにみえる世界。一瞬の憧れをいだく女の子は多くとも、実際に行動にうつし、仲間たちとひとつのアイドルチームを作り上げていく彼女たちの実行力と熱量は、「素晴らしい」の一言です!
今後、さらに盛り上がっていくであろうユニドルブーム。ますます目が離せません!
(文/奈津子・亜希子)