無料Wi-Fiを利用としたら…あれ?事前にネット登録が必要?30.7%が「バカげてる!」
ここ数年、カフェや公共施設で無料でインターネットを利用できるケースが増えてきました。
Wi-Fiのパスを教えてもらい、ログインすれば誰でもネットが利用できるこのシステム。2020年の東京オリンピックを控え、外国人観光客が増え続ける我が国において、無料Wi-Fiスポットは今後ますます増えていくことが予想されます。
画像をもっと見る■ネット環境必須の登録に「バカげている」
ただし、無料Wi-Fi利用時には注意すべき点もあります。事前に別のネット回線で無料Wi-Fiの登録を済ませておかなければ、その場でネット接続ができないケースも少なくないのです。
実は、このシステムは無料Wi-Fiを利用するユーザーから不満の声が出ています。
本サイトが実施したアンケート調査によると、30.7%の人がカフェや公共施設で無料Wi-Fi登録時にネット環境が必要なのはバカげていると回答しています。
無料Wi-Fiを利用しようとしたら、事前に登録が必要だったために痛い目にあった。そんな回答者のエピソードをご紹介します。
■緊急時に駆け込んだら…(30才・男性・営業)
仕事で緊急の書類を送る必要があって駆け込んだカフェ。「無料Wi-Fi」のシールが貼ってあったので入ったら、事前に登録が必要な回線でした。スマホでテザリングしようと思ったけど電池切れ。電話でネットがつながらない旨を伝えたが取引先は大激怒でした。
■泊まったホテルで受けた仕打ち(25才・女性・フリーター)
旅行先のインドで酷い目にあいました。日本で確認したホテルのホームページではWi-Fiが使えるあったので予約しましたが、使えるのはインドのネットサービスに登録している人のみ。旅行先で仕事する予定だったので、毎日バスで30分かかるネットが使える別のホテルまで行くハメになりました。
■無料Wi-Fiの意味がわかっていない店主(40才・男性・会社役員)
田園地帯のカフェ。無料でネット接続ができるということもあり遊びに行ったところ、特定のプロバイダサービスを利用している人だけが使えるWi-Fiだった。スマホは圏外だったのでネットは使えず。
なんとかできないか交渉したところ、店主がそもそも無料Wi-Fiの意味をわかっていなかった。
■
無料Wi-Fiが使えることを謳うカフェは、トラブルを防ぐためにも、その登録方法を店頭やHPに記しておいたほうがよいかもしれません。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:20〜60代無料Wi-Fiを利用したことがある男女計602名