「自己啓発本」のファン層が判明!読む人は本当に「出世」する傾向?
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何かと話題になりやすい「自己啓発本」。月に2~3冊読む人がいる一方で、「そんなの読んでも無駄」という意見もあるだろう。そもそも自己啓発とは、
自分自身をより高い 段階へ上昇させようとするための方法
といった意味合い。効果はさておき、本を読むこともひとつの手法ではあるのだろう。
実際に、どのくらいの人がこうした本を読んでいるのか? 編集部では、全国20〜60代の男女1413名に調査を実施した。
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■自己啓発本は、3人に1人が読んでいる。
およそ7割が経験ナシと回答したが、3割強の人は読んだことがあるようだ。さらに性・年代別で見ると、「自己啓発ファン層」が判明した。
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■50代男性、40代女性は自己啓発好き?
50代の男性が4割強と、全体平均の約1.4倍もの人が読んでいるという結果に。一方女性では、40代が4割近い数値を示している。
また、20代の若者は全体的にもっとも低い。この意識の違いはいったい何なのだろうか? 読んだことがある人・ない人にそれぞれ聞いてみると…
【読んだことがある派】
・自分の目指す目標がはっきりしない中、自己啓発本を読むことで目指す道が見つかると思った(20代・女性)
・自己啓発本を数十冊読んだが、読みすぎて考えがまとまらなくなった(40代・男性)
【読んだことない派】
・生き方や考え方を、押し付けられてるように感じるので読まない(30代・女性)
・今の自分に満足しているので、とくに興味がない(20代・男性)
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■出世派や高年収層は、読んでいる?
こんなデータも出ている。「同年代より出世が早い人」「年収700~1000万円未満」に該当する方たちは、全体平均より10ポイント以上も上回った。
自己啓発本に絞った調査ではないが、本サイトで以前に調べた結果でも年収が上がるにつれ「月に1冊以上必ず本を買う」という人が増える傾向が見られる。
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自分の考えがまとまらなくならない程度に何冊か読み、自分の考え方に近いものがあれば、参考にして自分の視野を広げるのに役立ててみるのがよさそうだ。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国20代~60代 男女1413名