「一番手さん」の偉大さに気づいた話【内田理央、こんなだけどタレントです】
こんにちは、だーりおこと内田理央です。
「一番手」ってすごいなって、最近よく思います。この世にはたくさんの一番手の人がいて、その何倍もの人たちがそんな“一番手さん”に助けられてきたんだろうな…と。
■LINEのグループを退会する一番手
そんなことを思ったきっかけが、LINEです。
今や、人によっては100個以上ものLINEのグループチャットに入っている時代。友だちの少ないわたしでも、ちょっとした遊びや集まりで作られた3~6人くらいのLINEグループに10個以上入っています。
こういうLINEグループって、その多くは、遊びの当日が終わったら使わなくなります。なかには半年以上まったく動いてないグループもあるので、たまにLINEのトーク欄を整理するときに「もう退会しちゃおうかなぁ」って思うんですけど、「気づかれてイヤな気分にさせちゃたらどうしよう…!」なんて考えて、結局抜けられません。
そんななか、たまにいるんですよね、“一番手さん”が!
一番手さんは、そのLINEグループが作られた目的の当日が終わると、「今日はお疲れ様でした! ということで、このグループ抜けちゃいますね!」といって、堂々と退会するんです。そこに薄情さとかは全然なく、誰もイヤな気分にさせずに! そしてみんなそれに続いて退会していきます。
この一番手さんの勇気、すごくないですか!? こういう人がいてくれると、すごく助かります。
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■心から感謝したくなる一番手さん
この他にも、世の中には素晴らしい“一番手さん”がたくさんいます。
たとえば、イベントなどで「質問がある方はいらっしゃいますか?」「参加したい方は手を挙げてください!」とお客さんに向けて振ったときに、最初に「はい!」と手を挙げてくれる一番手さん。
みなさんが参加してくれるか不安に思いつつ客席に振ったとき、そういう人がいてくださると、心の底から感謝してしまいます。
あと、これも凄いと思うのが、カラオケの一番手さん。特に、まだ探り探りなメンバーで行くカラオケで一番手を買って出る人は、単純にかっこいいです。
タレントには“一番手精神”が非常に重要だということは分かりつつも、なかなか一番手になる勇気をもてないわたし…。これまで助けてくれた一番手さんたちに改めて感謝したいと思います!
(文/内田理央)