「CA合コン」の絶対NGワードとは?アレを言ったらドン引きされる?
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「合コン」といえば、キャビンアテンダント(CA)を想像する人は多くいるでしょう。
最近では、CAを契約社員として採用する航空会社が増え、お給料も減少気味。以前に比べると、華やかなイメージがやや薄れている傾向はありますが、合コン相手としてCAの人気は相も変わらず根強いようです。
多い人では「週に4回は合コンに行く!」という肉食系現役CAも存在するとか。そんな合コンに引っ張りだこの彼女たちが口を揃えて、「CA用語をたくさん使う人にはウンザリ」と一刀両断にしているのです。
■「CA用語」って具体的にどんな言葉?
CA用語とは、CA同士がフライト中にキャビンでコミュニケーションを取る時に使用する専門用語です。代表的な物を挙げると下記の通り。
・ラバ(LAVA) : 化粧室/トイレ
・デッドヘッド(DEAD HEAD):機内サービスを行わず客席に座り移動する
・パックス(PAX):乗客
・ピーエー(PA):機内アナウンス
・スタンバイ(Stand by):自宅待機勤務
・ギャレー(Galley):機内食や飲み物を準備する場所
・モックアップ(Mock Up):実際の機内を模した訓練施設
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■合コンで「CA好き」に見られると損!
CAによると、これらの用語をどこからか会得してくる男性が意外な程いるそう。インターネットから得た情報なのか、お付き合いしていた彼女がCAだったのか、理由はさまざまでしょうが。
しかしこのCA用語を、初めて会うCAの前で頻繁に使用すると…
「遊び慣れている人なのかな」
「元彼女がCAなのは嫌だな」
「CAと合コンをたくさん経験しているんだろうな」
「少しの使用は楽しいけど、あまりに数が多いと引いてしまう」
「知識を見せびらかしたいのかな」
などと、逆にマイナスイメージを抱かれてしまうことが多いようです。
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■CAが合コンに行く理由
「CAこそ合コン慣れしすぎなのでは?」という意見もありますが、意外にも彼女たちの中には「まじめにお付き合いできる恋人を探しに参加している」という人が多くいます。
周りを見渡してもCAの世界は女性ばかり。機内で素敵な男性に巡り会えるのが理想的ですが、現実は業務に急がしくそれどころではない。
バリバリ仕事をする格好良いビジネスマンがたくさんいる環境とは違って、女性の職場ではなかなか出会いがない。
そんなCAにとって、合コンは運命の男性と巡り会える貴重な機会。だからこそ、合コンでは有意義な時間を過ごし、理想の恋人を見つけたいというのが本音なのだそう。
しかし、男性側が合コンを盛り上げるために、気を遣ってCA用語を使ってくれているのも事実。せっかくの男女の出会いの場ですから、楽しい雰囲気のほうがいいでしょう。
CA用語に限らず、業界用語を使用する際には、程よいさじ加減が必要なのかもしれません。
(取材・文/しらべぇ編集部・きさりん)