満員電車にリュック背負ったまま乗るのはマナー違反? 50代の46%が「腹立つ」と回答
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両手が空き、荷物の重さも分散されることでラクさを感じられるリュックサック。私服通勤の場合、仕事にリュックサックを背負って行くという人も少なくないでしょう。
さて、そんな通勤(通学)時のリュックサックが少なからぬ人を困らせているかもしれないシチュエーションといえば、満員電車です。
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■満員電車でリュックサックを背負ったまま乗っている人に腹が立ったことがありますか?
満員の電車が到着したホームでは、乗る直前にリュックサックをおろして手元に持つ人をよく見かけます。
これは、背後にいる人にとってはリュックサックが胸から腕のあたりにきてしまい上半身の動きを阻害する、また人と背中合わせになるとリュックサックがもう一方の人の背中にもろに当たってしまうことを考慮した、マナーを守る行動の一種といえるでしょう。リュックサックの分のスペースを空けることにも繋がります。
では、実際に満員電車にリュックサックを背負ったまま乗るという行動は嫌われているのでしょうか? 全国の20代から60代の男女計1413名を対象にアンケートを実施してみました。
このように、全体では3人に1人以上の割合で「腹が立ったことがある」と回答しています。
では次に年代別の「ある」と回答した割合を見てみましょう。
40代になると約10ポイント数字が上がっています。そして、50代・60代では4割以上。年齢による経験率の上昇という側面も考えられますが、年配層は比較的“満員電車のリュックサック”に厳しいといえそうです。
3人に1人もイライラしていると見るか、3人に2人はなんとも思っていないと見るかは個々の判断によるところですが、どちらにせよ、満員電車では乗客がお互いに気遣うことが必要ですね。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年8月21日~2015年8月24日
対象:全国の成人男女計1413名