言われてみれば…46.3%の女性がチェーン店のサラダに不満を持つ理由がけっこう辛辣!
美味しいメニューが並べられた飲食店では、ついついお肉や揚げ物類にばかり手が伸びてしまう人も少なくないのではないでしょうか。しかし、それでは栄養バランスが偏っており不健康のもと。しっかり野菜を摂るためにサラダも注文…あれ?サラダって、これだけ?
チェーン飲食店のサラダのクオリティに対し、そんな不満を持つ人がいます。たとえばその品目。「キャベツの千切りの上にキュウリの輪切りを数枚のせただけでは品目数が少なすぎる」という指摘や「そもそも野菜の味がほとんどせず、ドレッシングをかけることでようやく味わえる」という辛口な意見もあります。
そこで今回はチェーン飲食店のサラダについてこんな調査を実施してみました。
【質問】
チェーン飲食店のサラダのクオリティー(品目数や味)に不満を感じますか?
不満を感じる:42.2%
不満を感じない:57.8%
興味深いのは、男女別の結果です。
【男女別】
チェーン飲食店のサラダのクオリティー(品目数や味)に不満を感じる人の割合
男性:38.2%
女性:46.3%
男性と女性の間で結果に開きが見られました。女性が高い健康意識を持っていることの反映でしょうか。不満の声が多かった女性たちのコメントを紹介していきましょう。
「ランチで外食をしない最大の理由がサラダです。サラダが貧相なので面倒でも弁当をつくっています」(20代・女性)
「肉のほうが安く仕入れることができるし、加熱や味付けによって野菜ほど鮮度を気にする必要がない。その事情はわかるが、外食産業には野菜の改革も望みます」(40代・女性)
「キャベツの千切りの上にトマト一切れのサラダを出されるとナメられていると感じる。量も少なすぎ!」(20代・女性)
「ちゃんとしたサラダを出すお店になるとランチで1000円以上かかりがち。チェーン飲食店は男性のほうを向きすぎていると思う」(40代・女性)
「以前、サラダを注文したらレタス数枚の上にもやしがのっただけのものを出された。これで280円くらい。あり得ない!」(20代・女性)
品目や味だけでなく、その量についても不満の声が集まりました。およそ半分の女性が不満を持っているチェーン店のサラダ。今後そのクオリティが上がれば、こうした不満を持っていた女性たちが新たな客層として流れ込むことが考えられます。今回の調査は、そんなビジネスチャンスを感じさせるものとなりました。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年9月19日(金)~9月22日(月)
対象:全国20代~60代 男女1369名
(文/しらべぇ編集部)