干物に気合入りすぎ!ひもの屋のメニューがアツくて大変なことになっていた
料理の注文をとるためには欠かせないメニュー表。料理の写真や名前を工夫してより良く見せるのが大事ですが、それよりも想いがすごすぎて読み切れないくらいになってしまったお店をご紹介しましょう。
行ったのは「ひもの屋 新宿区役所前店」。干物を囲炉裏で焼いて提供する関東近辺に数店舗あるチェーン店です。これまで何度か行ったことはありましたが、コースで頼んでいたり、注文を人任せにしていて気づきませんでした、このお店のメニューのすごさに。
表紙からしてもうメニューっぽくありません。
横から見るとこんな感じ。ずっしり重いのです。何かの雑誌なのかと思いましたがやっぱりこれはメニューのよう。
ページをめくるとメニューなのに目次があります。なんと全体で60ページもあり、しかも干物の紹介だけで30ページもあります。
1商品を紹介するのに1ページ使っていたりともう干物に対する熱意が尋常ではありません。全部読み込んでいたら、飲み会が終わっていた…なんて人も現れるかもしれないレベルです。
ちなみに、冒頭からこのテンションです。こんなに熱意があれば干物、売れると思います。
というわけで、メニューから伝わってくるその熱意に押されたのでホッケの干物を頼んでみました。半身で700円ちょっとでしたが、とてもボリューミーでこのお値段はお得な気がします。
炭火で焼かれた身はふっくら柔らかく、とても美味しい。
他にもいくつか頼んでみましたが、驚愕したのはこちら。じゃがいもに酒盗とバターが乗っている最強の組み合わせのおつまみ。
しばらくして出てきたのがこちら。ものすごい盛り盛りです。
メニューとボリューム感全然違う!メニューの見た目よりも実物は3倍以上入っています。なんというサービス精神。
なんでこんなに盛り盛りなのか店員さんに聞いてみたところ「やっぱりお客さんも喜ぶし、店としてもたくさん出したいですしね!」と爽やかスマイルで言われてしまいました。メニューがアツいだけじゃなくて、店員さんまでみんなアツかった…。
今度は違う干物を頼んでみよう。ごちそうさまでした。
新宿区役所前のひもの屋
東京都新宿区歌舞伎町1−2−3レオ新宿ビル2F
050-7302-3055
(文/しらべぇ編集部・denco)