寅さんコスプレも大集合?葛飾柴又で開催中の『寅さんサミット』を直撃
人気映画シリーズ『男はつらいよ』の舞台となった東京の葛飾区柴又で、明日11月8日(日)までの2日間、『寅さんサミット 2015』が開催中だ。テーマは「日本の原風景を守り、後世に伝える」こと。
映画のロケ地となった各地の特産品などが一堂に集まり、トークショーや昔あそびなど、さまざまなイベントが行なわれている。取材班が訪れた初日の様子をお伝えしよう。
■街には「なりきり寅さん」がいっぱい
ハロウィンはすでに終わったはずだが、柴又の街には登場人物のコスプレをした人がちらほら。仮装して来場すると記念品がもらえるという。
やはり寅さんが多いが、佐藤蛾次郎が演じた「源公」の姿も。
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■賑わう帝釈天参道では限定メニューも
映画のロケにも実際使われた団子屋「とらや」は、ふだんに増して大賑わい。名物は草だんごだが、サミット期間限定で、寅さんの顔をイメージしたみそラーメンを提供している。
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■全国のロケ地から美味が集まる
『男はつらいよ』のロケは、高知県と埼玉県をのぞく全国津々浦々で行なわれた。今回のサミットでは、そのうち15の地域・団体が参加し、会場ではグルメが集まる物産展が催されている。
こちらは第45作『寅次郎の青春』のロケ地、宮崎のブース。「もってけ泥棒!」の啖呵こそ聞こえてこないが、地鶏を豪快に網焼きする演出はテキ屋ばりにド派手で食欲をそそるだろう。
今日8日の13時からは、寅次郎の妹、さくらを演じた倍賞千恵子らによるトークセッションも開催。今回が第1回のサミットとのことだが、今後の展開にも期待したい。
ちなみに近くの『寅さん記念館』がリニューアルオープンする12月19日にも、館内にてさまざまなイベントが予定。翌日12月20日には、寅さんのロケ地にちなんだ全国駅弁まつりも開催される。
(取材・文/しらべぇ編集部・フクダかづこ)