「ムサコってどこ?」論争に終止符!7割の人が「そもそもムサコを知らない」と判明!
「ムサコ論争」というものがある。これは東京から神奈川にかけて存在する「ムサコ」と呼ばれる地域の中で、「どれが本当のムサコなのか?」と、地域住民たちが言い争っている現象のこと。
「武蔵小金井」「武蔵小杉」「武蔵小山」「武蔵国分寺」がその候補だが、果たして世間はどう思っているのだろうか。
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■なんと7割以上の人がそもそもムサコを知らない現実…
しらべぇ編集部が全国20代~60代の男女1347名にアンケート調査を行ったところ、70.6%もの人が「ムサコを知らない」と回答するという結果に。
多数決でいえば、いちおう「武蔵小杉がムサコ」となる。しかし、7割を超える人々がムサコを知らない現状を考慮すると、果たして「武蔵小杉で決定!」と言ってしまっていいのだろうか…
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■首都圏でも半数が知らない…
関東地方、一都三県に限定しても、「ムサコを知らない」と答えた人の割合が5割に及ぶ結果となった。「ムサコ」がある東京、神奈川ですらこの高さなのだ。
ムサコ論争が繰り広げられているといえども、それは地元に限定した話。ほとんどの人はそもそも興味がないようだ。
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■東京、神奈川の意思やいかに…?
ムサコのある東京、神奈川ともに1位に輝いたのは、神奈川県の「武蔵小杉」。しかし、東京は「2位:武蔵小金井 3位:武蔵小山」であったのに対し、神奈川では逆転している。
武蔵小山を通る「東急目黒線」は神奈川県に向かうのに対し、武蔵小金井を通る「JR中央本線」は高尾駅の次の相模湖駅まで神奈川県を通らないことがその理由だろうか。
とはいえ、東京・神奈川に限定しても、どの「ムサコ」も過半数の票を獲得しなかったことを考えると、早急に結論を下さないほうがいいのかもしれない。続きは当事者だけで話し合ってもらうのがよさそうだ。
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年10月23日~2015年10月26日
対象:全国20代~60代の男女1347名