【対決】「朝鮮忍者」VS「平成の侍」どちらが強い?動画で検証してみた
「三分間速斬り252太刀」、「6ミリBB弾居合斬り」などのギネス記録を保持し、日本でもトップクラスの居合術を使う「平成の侍」といえば、町井勲さんである。
最近はCMや海外のテレビ番組にも登場するほどの人気を持つ彼だが、同じく海外で人気の忍者がYoutubeで活動している。それは日本の忍者ではなく、なんと「朝鮮忍者」だというのだから驚きだ。
日本人からすると忍者は日本が起源だと信じているが、朝鮮忍者のグレッグ・パクさんによると、忍者の起源は韓国にあるのだという。なぜ韓国に忍者のルーツがあるのか? 詳しい彼の主張は以下のとおり。
「豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に、朝鮮の重要人物の殺害を何度も行った資格が朝鮮半島に移り住み、忍者になった。ちなみに侍も韓国起源で、朝鮮武者と呼ばれている」
とのことである。日本人の記者にはにわかに信じがたい内容だが、彼は朝鮮忍者版忍術の『忍耐術』のマスターであり、刀の技術も物凄いレベルなのだそうだ。
確かに彼のチャンネルを見てみると刀の演武を何回も行っており、相当な自信があるように見えるが…果たして朝鮮忍者が居合のプロである町井勲さんと戦ったら、どうなるだろうか?
気になったので剣道の有段者である友人と共に、町井さんと朝鮮忍者の動画を何本か比較して視聴し、実際に戦ったらどちらが強いのか検証してみることにした。
■試し斬り動画からチェック
まず1本目は、共に竹や巻藁を試し斬りしている動画からチェック。
町井さんは居合術である『稲妻』を実践。巻藁をスパスパッと大根でも切るようにいとも簡単に斬ってしまう。さらに斬って倒れそうな巻藁も斬り返すことで一刀両断! コレは地味にスゴい。
ChosunNinja (COLD STEEL “Tactical Katana” MACHETE)
朝鮮忍者の試し斬りは、なんとアメリカの刃物メーカー・コールドスティールが作ったマチェットみたいな剣『Tactical Katana』で竹をぶった切る! 使うのは韓国の刀じゃないのか(笑)。
技術だけ見ると町井さんの方が圧倒的に優れていると感じたが…。
「もし初撃を朝鮮忍者がTactical Katanaで防げたら、町井さんの刀が折れてしまうでしょう。そのため、町井さんは最初の一撃で朝鮮忍者の手をジェダイみたいに切り落として無力化しないと負けます。これはかなりハードなため、これは朝鮮忍者の勝ちではないでしょうか」
ええっ! プロから見ると朝鮮忍者の勝ちなのか…技術ではなくモノで勝利なのでいまいち納得がいかなかったが、気を取り直して2回目を観ることに。
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■得意な技術では?
次はお互いに得意な技術を比較。町井さんは居合術でBB弾を見事に一刀両断! コレはさすがの朝鮮忍者も真似できないのではないだろうか?
それに対し朝鮮忍者は「韓国式360度ジャンプ回転斬り」という名前だけでスゴそうな技を披露! しかし動画を観てみるとソロッ…と近づいていきフツーに飛び跳ねて回りながら竹を斬るという地味なものであった。
「コレは圧倒的に町井さんの勝ちですよ! 近づいた瞬間にバキの宮本武蔵バリの居合で、朝鮮忍者は烈海王のように胴体を真っ二つにされますね。多分素人でも分かるんじゃないですか?」
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■日本刀以外の技
…記者の想像通りの結果で安心した。最後は日本刀(打刀)以外を使った動画を観て比較。町井さんは小太刀を使い、1本目と同様に巻藁を簡単に切り刻む。シンプルに見えるが相当な技術が必要なのは、素人でも分かる。
朝鮮忍者は謎のデカいクナイを使い、数十メートル先の的に当てているが…何か投げ方がおかしい。まるで子供とキャッチボールをするときのようにフワッと投げているので、まるで強さが感じられないのだ。
「コレも圧倒的に町井さんの勝ちでしょう。BB弾ですら余裕で斬れる町井さんは小太刀でクナイをはじき返し、日本刀で朝鮮忍者を一刀両断してしまいますよ」
3回目も町井さんの勝ちで、今回の検証では2勝1敗で町井さんの勝利となった。最近は朝鮮忍者が登場するマンガ『テコンダー朴』も日本で出版されるなど、朝鮮忍者の知名度はじょじょに上がってきている。
日本人の感覚からするとトンデモ説に思える、「朝鮮忍者=日本忍者のルーツ説」、最終的には日本の忍者とバトルするまでになってしまうのだろうか? 今後の展開が気になるところだ。