大多数の男性はできない?相手女性を考えた洋服えらび
こんにちは、スタイリストの久保田(フランソワ)です。
先日、女性ファッション誌「Ranzuki(ランズキ)」の企画が炎上していましたね。女性のデート服に対して男性モデルたちがダメ出しする、といういわゆる「ファッションチェック企画」なのですが、どうも辛口が過ぎてしまったために世の女性たちの反感を買ってしまった模様…。
女の子だって男の子のためにちゃんと考えて服選んだりしてるのにこれはさすがにひどくない?? pic.twitter.com/RzODnIGkX0
— ☁️ チーバカンカン ☁️ (@kyannaaaaaaa) November 1, 2015
きっかけとなったこのツイートは10万回近くリツイートされ、発言したモデルが謝罪する事態に。ここで大切なのが「相手のことを考えてデート服を選んだのに」というくだり。
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■男性は相手に合わせたオシャレができない?
©iStock/ InnerVisionPRO
実はこれ、女子にとっては比較的当たり前の発想であり「彼はカワイイ系が好きだからそっち系のスカートにしよう」とか「大人しい彼だから派手すぎない服で行こう」とか、多少なりとも相手に合わせつつ服を選んでいるもの。
ところが男は違う。ほとんどの場合「自分の体裁を整えるのにいっぱいいっぱい」か「どんなときでもまっすぐ自分を曲げない」という忍道みたいなこだわり(のふりをしてるが単なる気配りの放棄)の、どちらか。
相手女性を思いやって「相手が一緒にいて恥ずかしくない程度のおしゃれ具合にしよう」などという気配りをする余裕は、残念ながら大多数の男性が持ち合わせていないのです。
今回の騒動も、雑誌編集部サイドの演出過剰だけが原因ではないはず。
そもそもが「女性が相手を思いつつ選んだ服に対して、相手のことを考えてもいない男が何を好き勝手言うか」という企画の根本的な理不尽さに対しての怒りが、根底にはあったのかもしれませんね。
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■たかが服、されど服…
良くも悪くも男は基本、おバカさんなので、ここはひとつ女性のほうから「なるほど、男ってTPOに合わせた服装とかムリな生き物なんだな」という広い心で受け止めていただけるとありがたいのですが、いかがでしょうか?
そして、世の男性諸君は「服なんて何でもいい」とバッサリ切り捨てることなく、少しだけお相手女性(奥様や恋人)のことを考えた服選びをしてみては?
たかが服、されど服。着るのは自分でも、見るのは相手なのだから、最低限の気配りはしてあげても良いのではないでしょうか。
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(文/久保田フランソワ)