冬の「ベッドから出られない現象」を克服する3つの方法
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睡眠コンサルタントの友野なおです。
朝すっきり起きられないというお悩みを抱えている方は非常に多いのですが、寒さが厳しい冬は、より一層ベッドから出るのが億劫になりますよね。
いつまでも温かな布団の中で包まれていたいという気持ちと、起きなくてはいけない気持ちの間で毎朝葛藤していませんか? そんな心の戦いに終止符をうち、寒い冬でも快適に起きられる技を3つ紹介します!
◆耳もみマッサージ
耳にはとてもたくさんのツボがあるので、引っ張ったり曲げたり、押したりこすったりして色々な刺激を耳に与えてあげると、体温の上昇や脳のすっきりとした目覚めにつながります。
痛くなりすぎないよう、ゆっくり優しく行うのがポイントです。
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◆足指じゃんけん
足の指でグー・チョキ・パーを行い、末端の血流を促進して体を目覚めさせましょう。足と併せて手も一緒に行うとより効果的です。
目覚ましの大きな音で急激に飛び上がって起きるよりも、こうして少しずつ体を動かしながら覚醒させてあげるほうが心にも体にも負担が少なくて済むので、オススメです。
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◆着る毛布
朝は冷え込みが厳しいので、できれば起床時刻の30分程度前から暖房が入るようエアコンの予約設定をしておくのが理想的ですが、それが難しい場合はベッドから手に届くところに着る毛布を準備しておきましょう。
頭も体を目覚めているけれど寒くて布団から出られない、というお悩みをスムーズに解消してくれる“魔法のアイテム”といえます。
起きたら白湯をコップ1杯飲み、体を内側から温め、潤してあげてくださいね。
年末年始に向け、仕事の量やお付き合いの頻度、イベントごとなどがグッと増えると思いますが、睡眠のリズムを極力乱さないようにする心掛けこそが、朝の快適な目覚めに最もダイレクトにつながる習慣なのです。
毎日の就寝と起床のタイミングを意識して過ごすようにしてくださいね。
(文/睡眠コンサルタント・友野なお)