「トリプルスリー」「爆買い」に決定した流行語大賞にズレを感じる割合は?
あなたは、今年の大賞をどう感じただろうか?
12月1日、2015年を代表するひとことを選ぶ『新語・流行語大賞』が発表された。50語に及ぶノミネートの中から年間大賞に選ばれたのは、「トリプルスリー」と「爆買い」。
「トリプルスリー」とは野球において「3割30本30盗塁」を指す言葉。走塁打撃ともに非常に高度な能力が要求されるため、達成者はこれまで8人と少なかったが、ソフトバンクの柳田悠岐(26)とヤクルトの山田哲人(23)が達成したことで注目を集めた。
一方の「爆買い」は中国人観光客が訪日した際、大量に日本製品を買いこむ姿を表す。ドラッグストアや家電量販店を中心に、今や日本の消費を支える重要な存在となっているが、マナーの悪化の問題など、悪い側面でも議論の的となっている。
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■候補語や審査員に疑問を感じる声も
しかし、先に発表されていた50の候補語や審査員の顔ぶれに疑問を投げかける声もネット上には散見される。
流行語大賞については、審査員に変な偏りの有る本家よりも、
昨日の夕方の #NHK ラジオで 泉麻人さん、ねずっちさん、同局のアナウンサーとで喋ってた話の方が、面白くて的確だと思った。— 秋ゑびす●11/11-11/16 築地本願寺 報恩講 (浄土真宗 本願寺派、東京都 中央区) (@yamashita99) November 30, 2015
https://twitter.com/_guppy__0301/status/666262801233477632
実際、どれくらいの人が違和感を覚えているのだろうか。
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■流行語大賞にズレを感じるのは2割のみ
2015年のノミネート50語が発表された後、しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1371名に調査したところ、「流行語大賞は世相や流行からズレている」と感じるのは2割にとどまった。
偏りや若干の違和感はあっても、ほとんどの人は「これこそ今年の流行だ」と感じているようだ。
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■セレブや主婦、大阪府民は疑わない?
中でも、さらに流行語大賞に信頼を置く人たちが見つかった。
年収1000万円を超えるお金持ちや、逆に若い学生は、9割以上が「ズレを感じない」と回答。また、職業別には専業主婦の割合も高い。お茶の間でテレビに接触する時間が多いせいかもしれない。
お笑い発の言葉が入賞しやすいためか、大阪府民も流行語大賞を信頼しているらしい。あなたは、今年の大賞をどう感じただろうか?
(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女586名