【これぞリア充イベント】カラーランに行ってみよう
カラーランというイベントをご存じだろうか。「地球上でもっともハッピーな5km」をコンセプトに、色とりどりのカラーパウダーを浴びながら5kmのコースを走るファンランイベントで、日本を含め、世界各国でおこなわれている。
そのなかでも最大級の規模を誇るメルボルン大会に、しらべぇ海外編集部も参戦してきた。
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■開始前から駅はカラーランナーであふれかえる
メルボルンの中心とも言える「フリンダース・ストリート」駅は、各地からカラーランに参戦するランナーであふれ、熱気に包まれていた。会場の最寄り駅ではないからだろうか、カラーランに参戦しない乗客の驚いた表情が印象的だ。
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■準備体操はみんなで「ズンバ」!
午後2時のスタート前には、準備体操を兼ね、特設ステージにて参加者同士で「ズンバ」と呼ばれるダンスをDJの音楽に合わせて踊る。これで身体もテンションも準備万端だ。
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■いよいよスタート!
DJの合図と共にカラーが舞い、一斉にスタート! ゴールまでの5kmのコースの間に緑、オレンジ、ピンク、青、銀の5つのカラーポイントをくぐる仕組み。
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■いざ最初のカラーコーナーへ
最初のコーナーは緑。ゲートの下をくぐっていくと…
緑色で先が見えない状態だ。真っ白のTシャツが早速、緑色に染まる。
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■いざ、しらべぇピンクへ!
ピンクコーナーはとくに女性ランナーの人気の高いスポット。あえて他の色のコーナーでカラーをかけられるのを避け、ピンクコーナーで自ら色をつけてもらうランナーの姿も確認できる。
座り込んでピンク色に染まった空気をバックに写真を撮る参加者もいれば、ベビーカーを平然と押している参加者も。カラー「ラン」とはいえ、各々が好きなスピードで走り好きなように楽しめる点も、カラーランが多くの人を惹きつけるポイントだ。
■最後はキラキラ!
カラフルに染まったランナーを最後に待ち受けていたのは、フィナーレにふさわしい「Shine(シャイン)」と呼ばれる、いわゆる銀色の「キラキラ」。カラーを振りまけるボランティアスタッフは、顔面銀色に染まり、ロボットのようになっていた。
■ゴール!そのあとは…
存分にカラフルに染まったあとは、ズンバが行なわれていた特設ステージで、踊って歌ってのバカ騒ぎ。これを「リア充イベント」と言わずになんと言おうか。
■イベント終了後の車内では…
ここまで読んできて「環境に悪くはないの?」と思った読者もいるだろうが、染料はすべてコーンスターチでできており、環境にも優しい。
また、参加者全員に帰宅時にはポンチョが配布される。カラーパウダーまみれになった参加者が電車に乗ると、電車が汚れてしまうのではと懸念する読者もいるだろうが、最後まで周りへの配慮が行き届いていた。
■日本でも参加可能!
日本でのカラーランの次期開催は未定だが、今年は東京・北九州・大阪で、一昨年は東京・大阪に加え静岡でも開催されている。今後ますます人気が過熱していくであろうカラーランから目が離せない。