東京の地下鉄は複雑!出口に迷う人が続出していた
東京の地下鉄は、非常に複雑でわかりにくいと言われる。丸ノ内線、千代田線、日比谷線など多くの路線が走っており、どれに乗ったら良いのか迷ってしまう。
さらに混乱してしまうのが、駅の出口の多さだ。やっとの思いで最寄り駅に到着しても、出口が多く複雑で迷ってしまい、目的地にたどり着く事が遅れてしまうこともある。そのような経験を持つ人は多いのではないだろうか?
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■6割が出口に迷ったことがあると回答
しらべぇ編集部では、「東京の地下鉄の出口に迷ったことがあるか否か」をアンケートサイト「マインドソナー」で調べてみた。
調査の結果、57%の利用者が「出口に迷ったことがある」と回答。出口の数が非常に多い東京の地下鉄の駅は、複数乗り入れ路線駅が多いことも相まって、迷ってしまう人が多いようだ。
特に新宿や渋谷など大きな駅は地下鉄の駅からJRや私鉄駅の駅が点在しており、出口を間違えると全く違う場所に行ってしまうこともある。東京の地下鉄は、慣れていない潜りにはかなり辛い環境と言える。
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■違う駅に行ってしまうケースも
実際に迷ったことがある人に、話を聞いてみると
「全く反対側の出口で降りてしまい、スマホのマップを見て目的地に向かったら、すぐ近くに別の出口があってガッカリした」(30代男性)
「地方から出てきて東京の地下鉄を利用したが、駅の地図を見てもわからず、同じ場所をグルグルと回ってしまった。目が回りそうでもう二度と利用したくなくなった」(20代女性)
「新宿駅南口で友達と待ち合わせをしていて、いくら待っても来ないので電話したら、相手は南口の別の出口で待っていた。お互い会おうとしたけど、右往左往して会うのに苦労した。『いいとも』なんてとても言えない」(20代男性)
「有楽町から日比谷線の駅を探して歩いていたら、いつの間にか銀座駅に辿り着いてしまった。今でもわけがわからない」(20代女性)
別の出口に出てしまうどころか、いつの間にか違う駅に辿り着くこともあるらしい。
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■アプリで多少楽になるかも?
東京メトロは、12月10日から来年3月まで表参道駅と日本橋駅で出口案内アプリの実証試験を行っている。このアプリはスマホで出口を設定すると、ナビを開始し、ルートを外れるとバイブレーションで知らせてくれると言う。
まだ試験段階のようだが、案内アプリが正式リリースされれば、少しは出口探しが楽になるかもしれない。
(文/しらべえ編集部・佐藤 俊治)