『ミシュラン』掲載の絶品バーガーはバンズが炭火焼き
12月4日、『ミシュランガイド東京』の2016年版が発売され、日本のラーメン店が初めて「1つ星」を獲得したことが話題となった。
ラーメン店による星獲得は快挙だが、『ミシュラン』は近年、星にこだわらずカジュアルで美味しい店も紹介するようになっている。
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■香港マカオ版には「バーガー店」も掲載
日本とほぼ同時期に発売された「香港・マカオ版」でもカジュアル化の傾向は明らかだ。マカオ地区では、「星付き」ではないが「ストリートフード」というコーナーに12軒が紹介されている。
中には、名物のB級グルメ「ポークチョップバーガー」の店も。味付けした豚肉をバンズにサンドしたシンプルなファーストフードだ。
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■『ミシュラン』掲載のバーガー店がコチラ
世界遺産に指定されたマカオ歴史地区の中心部、セナド広場からもほど近い「新英記」は、一見ミシュラン掲載とは思えない店構え。しかし、ミシュラン掲載の秘密はその中に隠れていた。
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■バンズは七輪で炭火焼き
しらべぇ取材班がポークチョップバーガー(17パタカ/約270円)を注文すると、おもむろにお母さんがバンズを焼き網にはさみ、七輪であぶり始めた! 炭の香りとあいまって、香ばしさバツグンだ。
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■ミシュランが認めたシンプルなバーガー
豚の肩ロース肉をやや甘辛な味付けで調理し、バターを塗った熱々のバンズに挟むだけ。ピクルスもトマトやレタスも何もないが、ていねいな調理と素材の味が際立って、クセになるうまさだ。
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■マカオの街なかではどこでも食べられる名物
ミシュラン掲載店以外でも、マカオの街なかなら多くの店や屋台が提供しているポークチョップバーガー。訪れた際は、店ごとの違いを食べ比べてみると面白いだろう。
【新英記】
住所 沙梨頭惠愛街2B地下(マカオ)
営業時間 7:00〜17:00
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)