【目ウロコ】ソムリエが教える「飲み残りワイン」最強保存法
クリスマスや年末年始、ふだんより「家でワインを飲む機会」が増える季節だ。しかし、フルボトルで750mlもあると、時には残ってしまうことも少なくない。
こんなとき、コルクで栓をして冷蔵庫に入れておいてもすぐ美味しくなくなってしまう。「うちは2人だからボトルワインはちょっと…」と避けがちなご家庭もあるだろう。
そこで、しらべぇ取材班は、ソムリエに「超カンタンで完璧な飲み残りワインの保存法」を聞いた。
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①残ったワインは「500mlペットボトル」に入れるべし
ワインの大敵は空気中の酸素と紫外線。つまり保存には真空に近い状態をつくる必要があるが、そこで役立つのがペットボトルだ。
ミネラルウォーターなどが入っていた500mlペットボトルを洗って乾かし、飲み残りワインを注ぐ。
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②満杯にならなくても残ったぶんだけでOK
この保存法の強みは、残ったワインがどれくらいでも調整できること。たとえば、ペットボトルに半分ちょっとくらい残ったとしたらこれくらい空気が入ってしまうわけだが、心配は要らない。
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③ペットボトルをぎゅーっと絞る
最近のペットボトルはゴミ削減のため圧縮しやすくなっている。そこで、空気をできるだけ押し出すように絞るのだ。ギリギリまで圧縮したら、さっとフタをする。
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④完成! ほぼ真空状態のワインパック
透明なペットボトルは紫外線を通しやすいため、冷蔵庫などで冷暗所で保存しておこう。
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⑤使うときはフタを開けて注ぐだけ
フタを開ければ空気が入って、ボトルが元の形に戻る。使うときも楽チンだ。
■量が多かったら小瓶で小分けも
残った量が多いときは、180mlくらいのドリンク瓶にいっぱいまで入れて小分けにする手も。茶色のガラス瓶は遮光性や気密性がペットボトルより高いので、より安心だ。
ペットボトルや小さなガラス瓶なら、ほとんどのご家庭にあるはず。これで飲み残りを気にせずワインを楽しめるはずだが、うっかり買いすぎ、飲みすぎにはご注意を。
(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)