セクハラや「お坊さんからのお誘い」も!葬儀で迷惑な人5選
お葬式は頻繁にあるわけではないため、マナーや礼儀にくわしくない人も多いだろう。だが、それ以前に常識外れのことをしてしまう困った人がいるのも事実。
そこで、受付や案内などの葬儀の進行サポートを務めるセレモニーレディに、スタッフ目線から「困る人」をテーマに話を聞いた。
■現役セレモニーレディが語る「困る人」
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①案内通りに動いてくれない
「こちらへどうぞと声をかけても、動かない人が多いです。何度案内をしても、なぜか入り口で止まったまま中に入ろうとしない。声を出しながら席まで行き、手で席の場所を示しても動いてくれなかったりします」
お坊さんの読経時間や出棺の予定時刻などがあるので、お焼香には「制限時間」が設けられている。そのため、止まってしまうと時間が押してしまい困るという。
「喪主様の親族から前に座らせるのですが、それが嫌なのか後ろの方に座って動いてくれないんです。その場合、前の方が空いてしまって、なんだか寂しい感じになってしまいます」
親族からお焼香をすることが基本なので、前に座ってくれないとスムーズに式が進まなくなってしまうという。
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②声が大きい
「お坊さんが読経中なのに話声が大きい人がいます。どんどん声が大きくなってきて、ガヤガヤします。すると周りの迷惑になるだけでなく、読経しているお坊さんの声が聞こえなくなるので、後でお坊さんから私たちスタッフが怒られることもあります」
読経中スタッフは案内をしているので、注意をしに行くことが中々できないらしいので声の大きさには気を付けたい。
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③セクハラ行為
「『黒ストッキングなんてそそられちゃう、ヤラしい気持ちになっちゃうよ』と言われました。葬儀の場でこういうこと言われるのは、本当に気持ち悪いです…」
「告別式の時に参列者がつける白黒のお花があるのですが、針が小さくてつけれない人につけてあげるんですね。その際に、ギュっと軽く抱きしめられることがあります。これは意外に多くて、やめてほしいです」
他にも、お尻を触られたりすることも。これは最低な行為なので、絶対にやめてもらいたい。
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④仲の悪い親族
「喪主様のご家族とその親族が仲が悪いことがあり、たまたま部屋の前を通ると“嫌味の言い合い”が聞こえてきます。部屋から出てきた人に『ひどいと思わない?いつもあんな感じなのよ?』などと、5~10分愚痴を聞かされるんです」
この場合は賛同もできないし、葬儀中も空気が悪くなって案内もしづらくなるという。
⑤お坊さんからのお誘い
葬儀終了後、よくあるのが「お坊さんからのお誘い」だという。
「お坊さんから『外で会おうよ』『これからご飯行かない?』『いくら払えば遊んでくれる?』などと、お誘いがあります。仕事以外の付き合いは禁止されているので断っていますが、困りますね。担当者に伝えて、お坊さんに注意してもらっています」
どの項目もご年配の人に多いというが、スムーズに式が進むためにも「困る人」にならないようご注意していただきたい。
(文/ゾンビライターW.)