【徳島発】「日本で最も怖い橋」をわざわざ体験してきた
徳島県の自然を味わえる観光名所として欠かせない存在になっている三好(みよし)市。三好には日本三奇橋と言われる「祖谷(いや)かずら橋」があり、乗ればゆらゆら揺れてスリル満点、同時に山川の美景も楽しめます。
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◆祖谷かずら橋までのアクセス
三好市西祖谷山村善徳162-2
祖谷かずら橋へは、徳島駅から最寄の土讃線大歩危駅まで約2時間。そして、大歩危駅からはタクシーまたはバスで向かいます。バスは、大歩危駅からかずら橋まで1日4本。帰りも1日4本です。そのため、駅前から乗れるタクシーで向かうのが、時間やコスパを考えるとベストかもしれません。お願いしておけば、かずら橋付近で帰りまで待っていてくれます。バスはタイミングを逃すと1時間~2時間待ちになるので少し不便かも。
かずら橋から土讃線大歩危駅までのバス時刻表がこちら。
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◆三好の集落
祖谷近隣は、集落がいくつかあり野菜や麦・粟などを耕して生活しているそうですが、集落が点在している地域は珍しいそうです。祖谷かずら橋近くにも善徳集落があります。
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◆いよいよ祖谷かずら橋に到着
大歩危駅からは車で20分程の場所にあります。こちらが祖谷かずら橋。一説では、平家の落人がこの地におり、追手が来てもすぐに切り落とせるようなつくりにしているそうです。
重要有形民俗文化財にもなっています。入場は、大人550円・子ども(小学生)350円。
長さ45m、水面上14mになります。
貴重なシラクチカズラでできています。シラクチカズラは、丈夫で熱で曲げやすいため使われていますが、現在は入手困難になりつつあります。足場は間が広くてやや不安…。
他の人が乗っていると、ゆらゆらと動きスリル満点。もちろん、自分が乗っているときもゆらっとします。
日本一怖いと言われてますが、一般の方も通れるようにしっかりしたつくりになっています。
かずら橋から見える祖谷川の透明感は圧巻!
実際に渡った人に聞いてみると、「怖すぎて戻ろうと思った」「揺れが激しくて、必死に手すりを掴んで歩いていたため腕が痛い」という恐怖派もいれば、「こんな美景はめったに見られない」「そういえば、危険な橋を渡っているときに出会った人を好きになるっていうよね」という余裕派もおり、意見は半々に分かれていました。
(文/しらべぇ編集部・松岡佑季)