電子辞書でHな単語を検索？　マニアは「家庭の医学」を読む

勉強に欠かせないモノと言えば電子辞書。かつて中高生の「勉強の友」は紙の分厚い辞書だったが、今やすっかり電子端末に取って代わられつつあるようだ。

男女

2016/01/13 07:00

勉強に欠かせないモノと言えば電子辞書。かつて中高生の「勉強の友」は紙の分厚い辞書だったが、今やすっかり電子端末に取って代わられつつあるようだ。

うすい電子辞書片手にポチポチやっていればどこか知的に見えるものだが、しらべぇの調査では、じつはこっそり「Hな単語」を調べている人が一定数いることが判明した。

しらべぇ編集部が全国20代～60代の男女1353人に「電子辞書でHな単語を調べたことがある？」と尋ねたところ、「ある」と答えたのは全体の16.3％にとどまった。

しかし、性別調査では大きな差が。男性21.9％、女性10.5％と、男女では2倍の差が開いたのだ。

年代別調査では20代男性が25.8％、30代男性が31.6％と全世代をリード。電子辞書が普及しはじめた世代ゆえ、血気盛んな学生の頃に調べていたのだろう。

注目すべきは50代以降の男性たちで、ともに15％台。学生時代に電子辞書が普及していなかったことを考えると、オトナになってから検索したのだろうか…？

会社のお偉いさんが、部下の目を盗んでこっそりエロ単語を調べている、なんてこともありうるのかも。

「電子辞書にはさまざまな辞書が入っているため、辞書によって出てくる単語や意味や意味が違っておもしろい」と語るのはKさん（25歳・男性）。

中高一貫の男子校出身の彼は、ありあまるリビドーを辞書でエロい単語を調べることで発散していたらしく、詳しいんだとか。

そんな彼に聞いた「エロ単語を検索してたのしい辞書ベスト5」は以下のとおりである。

「言葉の意味を調べるときは、まずこれを調べますよね。誰でもわかるような『うんこ』とか『おっぱい』みたいな単語を、頭のいい人はどんな風に説明しているのか、という楽しみ方ができます」

「堅い言い回しからスラングまでいろいろ調べてました。絶対センター試験には出てこないであろう単語ばかり詳しい男子高校生、結構多いんじゃないでしょうか」

「百科事典は広辞苑よりも解説が詳しいですよね。関連語からどんどん飛んでいけるのもポイント。昔の遊郭や赤線に関する言葉はこれで調べまくって、大学のゼミ生並の知識がありました」

「現代に生きる人間としては使う余地はまったくないですが、古文の時間が暇すぎて検索」

「説明も詳しいし、図も出てきます。女性器についてとても詳しくなりましたが、清らかな童貞でした。逆に童貞だから調べたんでしょうね」

ランキングは以上である。バカバカしいとは思いつつも、わかるところもあるのではないだろうか？　その好奇心が、もっと有意義な方向に向くことを祈るばかりだ。

（取材・文／しらべえ編集部・岡本拓）

【調査概要】方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間：2015年12月22日～2015年12月24日
対象：全国20代～60代の男女1353名

（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）