【民度の高さ?】落し物を届ける人はこの県に多かった

2016/01/22 15:00


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警察に行ってきた」と聞いて良いイメージを浮かべる人は少ないだろう。しかし運転免許の更新や商売の手続きを行う場所でもある。

また道に落ちていた物を届けるのに、交番や警察署を訪れた人も多いのではないだろうか。


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■2人に1人は「経験あり」

しらべぇ編集部が、全国の20~60代の男女1,353人に「落し物を拾って届けたことがあるか」を尋ねたところ、50.0%の人が「ある」と答えた

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男女別で見ても、男性は49.2%女性は50.9%で、概ね2人に1人は落し物を届けた経験があるようだ。


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■約24億円が持ち主に

警視庁が発表した「平成26年中 遺失物取扱状況」によると、拾得届と遺失届の受理状況は次の通り。

<拾得届け>

拾得件数:356万5,007件
現金:33億4,056万5,214円
物品点数:331万5,862点


<遺失届>
遺失件数:95万5,939件
現金:79億6,911万6,873円
物品点数:168万1,806点

現金は無くした人の方がが多く(約2.4倍)、物品は拾って届け出た人が多い(約2倍)。当然と言えば当然かもしれないが面白い。

拾った物の上位は衣類(約55万枚)、傘(約39万本)、証明書類(約33万枚)で、無くしたり落としたりしても「仕方ないか…」と届け出すらしない人が多そうだ。

一方、現金は拾った人が「しめしめ…」とそのまま懐に入れてしまうことがあるに違いない。

ちなみに平成26年中に拾われた現金の処理状況を見ると、無くした人に戻ったのが約24億6687万円、拾った人に渡ったのが約4億6830万円、東京都に帰属したのが約3億8838万円などとなっている。


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■民度の高い県は?

都道府県別でも全体平均(50.0%)と近い数字が多い中で、千葉県と愛知県はどちらも55.3%と高め、北海道と福岡県がやや低い。

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千葉県や愛知県で落し物をした人は、「もしかしたら」と、もう少し希望を持ってもいいかもしれない。

(文/しらべぇ編集部・県田勢
qzoo調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名

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