「今日はオイラが主役だよ」隠し芸の得意な人の職業が判明
この年末年始、忘年会や新年会に出席した人も多いだろう。場を盛り上げるための定番としてカラオケを使うことが多くなっているが、不意に「何か(芸を)やってよ」と振られて困った人もいるに違いない。
そうした場で「自信を持って披露できる芸のある人」は、どのくらいいるだろうか。
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■芸を任せるなら30代男女
しらべぇ編集部が、全国に住む20~60代の男女1353人を対象に、「自信のある隠し芸(宴会芸・一発芸)はある?」と聞いたところ、「ある」と答えたのは、わずか6.4%だった。
性別や年代別では、30代の男女が奇しくも9.6%で並んだ。20代と40代男性も高いが、そうした世代でも自信のある芸を持つ人は、10人に1人を割り込んでいる。
胸を張って盛り上げ役を務められる人は、あまり多くはないようだ。
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■出世につながる隠し芸
映画『釣りバカ日誌』では、西田敏行が演じるサラリーマンの浜ちゃんが、行く先々で華麗な宴会芸を披露して、場を盛り上げるシーンが多々登場する。
浜ちゃんは平社員なのだが、そうした愛嬌で周囲をなごませ、仕事を上手く回している様子が描かれている。
今回の調査結果を見ると「同年代の他人に比べて出世している方だ」の人に「自信のある隠し芸がある」と答えた人が多い。サラリーマン生活における自己アピールの1つとして、隠し芸は有効のようだ。
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■芸を磨く公務員
そんな出世を体現した経営者や会社役員をしのいで、「自信のある隠し芸がある」と答えた人が多いのは公務員だ。何と自由業とはトリプルスコアになっている。
「安定」や「堅実」のイメージが強い公務員の中には、いざと言う時に備えて、こっそり芸に磨きをかけている人が少なからずいるようだ。
(文/しらべぇ編集部・県田勢)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名