雨に困る女性に男性が傘をあげる…経験者が語る、この行為の3パターンの理由
思わぬ雨に足止めをくらうことは、誰もが経験したことがあるでしょう。
先日、筆者は突然の雨に遭遇したのですが、傘を持っていませんでした。「そういえば、今日テレビでお天気お姉さんが折りたたみ傘を持っていくように言ってたな…お姉さんの言葉に耳を傾けていれば…」と、少し後悔しつつ雨宿り。ドラマだったら、ここで生田斗真さんのようなイケメンが傘を差し出してくれるのに…とつい妄想。
さて、しらべぇ編集部では以前に、このようなアンケート結果を発表しています。
「見知らぬ女性に傘をあげたことがありますか?」(20代から60代の男性750人対象)
はい:12.7%
いいえ:87.3%
このように、12.7%の男性が知らない女性に傘を渡した経験があると回答しました。雨で困っている女性に出くわす場面があってこそできるこの行為。そのようなシーンに出くわしたとしても、実行するにはちょっと勇気がいりそうですよね。
今回は、傘をあげたときのシチュエーションや心境をアンケート回答者のみなさんに聞いてみました。寄せられた意見を紹介していきましょう。
●場所が近かった
「自分はもう家がすぐそこだし、その人がとても困っていた様子だったから」(20代)
「電車を降りて雨がたくさん降っていたとき、女性が困っていたのでビニール傘をあげた。私は駅内で済ませる用事だったので」(50代)
「もう目的の場所の近くだったので、店の軒先で困っていた人に差し出した」(30代)
たまたま目的の場所が近く、もう傘をあまり使わないという状況で女性が雨に困っていたパターンです。うまく条件が重なったことが行動の要因となったようですね。
●傘事情
「雨が降っているとき、普通の傘と折りたたみを持っていたので、そのまま普通の傘を手渡した」(20代)
「たまたま100円で買った傘を持っていたのであげた。100円以上だったらあげなかったと思う」(50代)
「拾った傘の使いまわしだったからあげてもいいかなと」(60代)
傘の都合で行動を起こした、というパターンです。今回、”いいえ”と回答した人のなかには、「あげたい気持ちはあったけど、お気に入りの傘だったのでやめた」という人もいました。ちょっと悪い言い方をすると、どうでもいい傘だったからこそ行動できたという人もいるようですね。
●やっぱり美人は得をする?
「きれいな女性には優しくなります」(40代)
「綺麗な女性が困っていたならば、自分は濡れても構わない」(60代)
「かわいい人には、とにかく優しくしたほうが良いという感情が働くから」(60代)
「以前からちょっと気になっていた人がたまたまいて、親切な人だと思われたくて」(30代)
このように、回答のなかには「美人だったからつい…」というニュアンスの声も少なくありませんでした。「困っている美女」は、その人の考える“自分の移動距離”や“傘の値段”という躊躇してしまう要因を吹き飛ばすパワーを持っているのかもしれません。今回の調査を通して、やっぱり美人は得をすると改めて実感した次第です…。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代 男性750名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)