11月22日は「いい夫婦の日」だけじゃなかった!独身でも“家族”に感謝!
もうすぐやってくる“11月22日”。皆さんは、この日を何の記念日と想像しますか? 多くの人は、「いい夫婦の日」と答えることでしょう。認知度は、それほどまでに高まっています。
「いい夫婦の日」とは、1998年に当時の財団法人余暇開発センター(現日本生産性本部)が、「日本中の夫婦に、より一層素敵な関係を築いてほしい」との思いで提唱した記念日。「いいふうふ(1122)」の語呂から、11月22日が選ばれました。これにあやかり、11月22日に入籍するカップルも増えているようです。
しかし、実は、11月22日の記念日はこれだけではありません。今回は、「いい夫婦」のために目立っていない、それでいてタメになる記念日を紹介します。
●ペットに感謝する日「THANKS PETS DAY」
ペットショップなどを手掛けるピーツ・アンド・アソシエイツ株式会社が2006年に制定。ペットの代表格である犬と猫の鳴き声「ワンワン(11)」と「ニャーニャー(22)」の語呂から決まりました。「いい夫婦の日」と同じ、語呂パターンです。
いつも喜びや癒しを与えてくれるペットに感謝し、この日は「いつもより長めの散歩」や「大好きなおやつを多めにあげる」などのプレゼントを贈ってほしいと定められました。「いい夫婦の日」もそうですが、あらためてこのような日を設けることで気兼ねなく感謝の気持ちを伝えられるのが素敵ですよね。
●ボタンの日
一般社団法人日本釦協会などのボタン業界が1987年に制定。1870年のこの日、太政官布告によって、ヨーロッパスタイルの軍服が日本海軍の制服として採用されました。その制服に金地桜花のボタンが付けられたことを記念したものです。
着物の時代と違い、現代ではボタンのない服を着ている人のほうが少ないでしょう。身近な物の記念日ですので、業界だけでなくもっと世の中に広まってもいいのではないでしょうか。
●大工さんの日
一般社団法人日本建築大工技能士会が制定。11月を漢字にすると「十一」となり、これを縦に組み合わせると「士」と見えることから、技能士の記念日としてふさわしいとのことです。さらに、22日は“大工の神様”といわれる聖徳太子の命日とされることなどから決められました。
聖徳太子が「大工の神様」とされるのは、大工の必須道具で材木などの長さを測る「曲尺」を日本に広めたからだとか。聖徳太子がこんなところにも出没するなんて、意外です。
「いい夫婦の日」は、有名人らの入籍報告で耳にすることが多く、ご存知の方は多いでしょう。これ以外にも実は、たくさんの記念日があったのでした。今年の11月22日、独身でペットを飼ってる皆さんは、ペットショップに行って記念日らしい過ごし方をしてみてもいいかもしれませんね。
(文/しらべぇ編集部・重野マコト)