肉食系30代が走りに惚れた? 「新型プリウス」への反応を調べたら…
10万台を受注し、すでに納車が半年待ちのプリウス。試乗会の声から魅力を探ってみると…
世界初のハイブリッドカー、トヨタ『プリウス』が、6年ぶりのフルモデルチェンジを行なった。
4代目となる新型は、テレビCMに福山雅治さんが出演し、パートナーに大泉洋さんを起用。セリフが印象的だ。
https://youtu.be/2gCG6VWSPxo
全国1万名を超える新型プリウスの試乗体験者が語った生声をデータ化したサイト「Prius I.D」から、面白いデータが見られた。
■アウトドア派のほうが好印象?
ハイブリッドカーといえば、燃費のよさや環境性能などで「理性」で選ばれることが多いクルマ。一方、活発なアウトドア好きな人はミニバンやRVを好みそうな印象もあるかもしれないが、今回のプリウスは意外にも逆のようだ。
インドア派の人でも7割が「デザインがいい」と答えているが、アウトドア派では8割を超えた。精悍なヘッドライトなどのスタイリングが、活動的な人たちにより高く評価されていることがわかる。
ハイブリッドカーも多くの車種から選べる今、カッコいいことも評価されるための性能のひとつなのかもしれない。
■若い肉食男女が「走り」を評価
これまでハイブリッドカーといえば、燃費は良くても走りに期待するクルマではなかった。しかし、この試乗会では「走りが変わった」という実感も多く見られる。
今までのプリウスと「走りの違いがはっきりわかる」と答えた人は全体の7割以上。さらに、30代以下で「肉食系」を自認する男女では、8割が走りが変わったと感じているようだ。
福山さんがCMで言っていたのは、この感覚なのかもしれない。
■現ユーザーでは9割以上が「欲しい・検討」
新しいプリウスに試乗してみた人たちは、結果的にどんな印象を受けたのだろうか? 乗ってみて「欲しくなったか?」というアンケートの結果を見てみると…
1回の試乗だけで、全体の4割以上が「欲しい」と回答。「検討中」も加えると8割を上回った。
さらに今もプリウスに乗っている人では9割以上が「欲しい・検討中」と、かなりの割合で新型に乗り換えたい意向が見える。
他にも気になるデータが公開中の、Prius I.D.もチェックしてみよう。
【調査概要】
方法:新型プリウスの試乗体験者にウェブアンケート
調査期間:2016年1月9日~2016年1月14日
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)