フェチがない人ほど逆に「変態」の可能性を秘めている説
中には「フェチがない」ために、飲み会の席で毎回困っている人もいるらしい。
恋愛トークの中で盛り上がるものの中のひとつに「フェチ」の話がある。「声フェチ」や「匂いフェチ」などから、「筋肉フェチ」「尻フェチ」「胸フェチ」など肉体的なものまで、人の数だけあると言っても過言ではない。
しかし、中には「フェチがない」ために、飲み会の席で毎回困っている人もいるらしい。
■2割の人がフェチなし?
しらべぇ編集部が全国の男女20代~60代の男女1353人にアンケート調査を行ったところ、19.5%が「フェチがない」と答えた。
フェチなし派に話を聞いてみると…
「異性に対して性欲がないから」(30代・女性)
「とくにこだわりがないから」(20代・男性)
「普通なので、強い執着がある場所がない」(20代・男性)
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■「フェチなし=変態」のトンデモ理由とは?
いかにも、性欲の薄そうで、今風な回答が集まった今回のアンケート。しかし、「結論を下すのはまだ早い」と語るのは、都内在住のIT企業勤務のK氏(28歳・男性)。
なんでもK氏いわく、「フェチがないと語る人ほど変態である可能性を秘めている」のだそう。
「昔から僕もフェチというものがなかったんです。『ここばっかり見ちゃう』とか、『ここがないと恋愛できない』っていう部分が。女性のおっぱいも好きだし、お尻も好きだけど、どこかに強く惹かれるってことがなくて。
だから、飲み会でもうまく答えられず、『優しい子が好きかな』なんて言って、場を盛り下げることもありました。でも、気付いたんですよ。僕はどこか一か所を愛するんじゃなく、体全体をまんべんなく愛せる人間なんだと。
よく考えると、声も髪の毛も鎖骨も産毛もムダ毛も白い肌も胸も二の腕も小さな手も脇汗も太もももお尻も脚も匂いも爪もすっぴん顔も寝顔も寝起き顔も、基本全部まあまあ好きなんですよね。ただ、どれかひとつがずば抜けているわけじゃないだけで。
このことに気づいた時、『俺、おっぱい星人!』だとか『アタシ、マッチョ好きすぎてマッチョしかムリなの!』なんて言ってる単細胞よりも、よっぽど性的に探究心が強いんじゃないかと思うようになりました」
これがK氏の考える「フェチなしのほうが変態の可能性を秘めている」理由だそうだ。賛同も異論もありそうな意見だが、いかがだろうか…?
(取材・文/しらべえ編集部・岡本拓)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年12月22日~2015年12月24日
対象:全国20代~60代の男女1353名
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)