【スシローの7倍】1皿720円もするイギリスの回転寿司を食べてみた

日本食がユネスコ世界無形文化遺産に登録されてから約3年、世界中で様々な日本食が食べられるようになってきた。その中でも、外国人の中で不動の人気を誇るお寿司。

海外では近年、従来の回転寿司屋や持ち帰り用の寿司パックが人気を博している。

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しかし、海外で展開されている「SUSHI」は本当にウマいのだろうか？　そこで、週末に多くの人で賑わうイギリスの回転寿司屋を調査してみることに。

■期待に胸を膨らませ食べたお寿司のお味は…

イギリスにある「YO！SUSHI」という店は、日曜日のランチタイムともなると行列が外まで伸びている。

店内の様子を見ると、日本の回転寿司屋とさして変わらない。

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■サーモンは1皿720円！

海外で人気の寿司ネタといえば、やはり脂の乗ったサーモン。ノルウェーなど北大西洋で養殖されたサーモンは日本でもお手頃なネタだが、イギリスの回転寿司では1皿3.6ポンド（約720円）！

しかも鮮度が落ちているのか、舌触りがドロッとした感じ。ワサビも香りだけで、ピリッとした風味は期待できなかった。

スシローなら1貫100円で食べられるのだが、やはりSUSHIは海外ではかなりの高級グルメなようだ。それでも、週末は長い列を作っているところを鑑みると、現地の人には人気な様子。

お寿司がベルトコンベアに乗って運ばれてくるエンタメ性や、餃子や酢の物も食べられる物珍しさ、さらにはイギリス人好みの味付けが、「YO！ SUSHI」の人気の秘訣なのかもしれない。

形を変えてではあるが、世界中で「ジャパニーズフード」が愛されているのは日本人として誇らしいもの。日本食が今後、世界中でますます流行していくことに期待である。

（文／しらべぇ編集部　協力／海外留学のEF・エクスター大学　古賀陸斗）