山形銘菓『あじまん』の知名度8%に山形県民「人生損してる」
全国的な大雪が観測され、いよいよ本格的な冬到来の日本列島。そこで、とりわけ寒さが厳しい東北・山形県発祥の、冬にもってこいなアツアツ・ほっこりスイーツをご紹介しよう。
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■その歴史は50年!はみ出さんばかりのあんこがぎっしり
それが、この「あじまん」。山形県天童市に本社を構える株式会社あじまんの主力商品だ。名前の由来は『味が自慢のまんじゅう』。
スーパーなど駐車場のある一角に小屋を構え、屋台形式で販売されている。価格が1個105円という安さもウリだ。
屋台の中ではもはやあじまん作りのプロと化したお母さん達が、せっせと鉄板であじまんを焼いている。その手際の良さは、職人といっても過言ではない。
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■しかし全国的には無名
山形県内では言わずと知れた冬の風物詩のあじまん。では、全国的に見ればどのような知名度だろうか?
しらべぇ編集部はアンケートサイト「マインドソナー」を用いて調査を実施した。
その結果、日本全国での知名度はたったの8.5%であることが判明。
山形県民であれば「寒空の下、雪道を踏みしめながらアツアツのあじまんをほお張るその瞬間がなんともいえない幸せ」という気落ちはきっと共感できるはずだが、日本国民で見れば1割弱しかその幸せを味わっていなかったようだ。もったいない!
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■続々と発売される「期間限定」あじまん
味まんの魅力は味だけではない。次から次へと新商品が投入されるところも大きな魅力なのだ。
上記写真は1月の土日祝日限定で発売中の「アーモンドチョコ」。ひとくち食べると中からチョコレートクリームがあふれ出る。
外側の生地にはアーモンドスライスが入っていて、それもいいアクセントだ。
こちらは「濃厚抹茶あじまん」。発売期間は去年の11月で残念ながら現在は販売されていないが、このように短いスパンで新フレーバーがどんどん追加されていく。
そのため、地元の人々はあじまんのニューリリースに目を光らせている。
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■すでに関東進出も
そんな味まん、じつはすでに関東地方6県にも出店している。ホーマックやカインズホームの駐車場内にあじまんの屋台があるようなので、ぜひ探してみてほしい。
販売期間は10~4月限定。冬の寒さにやさしい甘さに、病みつきになること間違いなしである。
(文・写真/しらべぇ編集部・かずきち)