ガソリンの入れ方から「倹約家に多い年収」が判明
ようやく値下がりを始めたガソリン価格。1Lあたり100円を切るガソリンスタンドもちらほら出始めている。
しかし、遠くへドライブをしたとき、ある地域だけやたらと高くて驚いた経験はないだろうか。沖縄や離島などは運送費用がかかるので仕方がないが、ガソリンがなくなりそうなときに高価格な地域を走っていたら、さぞかし戸惑うことだろう。
そこで、遠出でガス欠になりそうなとき、その地域のガソリン代が地元より20円以上高かった場合どうするか、全国20代~60代の男女1331人に調査してみた。
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■「レギュラー満タン!」と言えるのは3割止まり
気にせず満タン入れるという太っ腹は、29.4%。40L入れた場合は800円の差だから、1食分ぐらいの損失だが、それぐらいは気にならないのだろうか。
一方、帰宅に必要な分だけ入れる人は約半数の48.3%だが、「10Lだけ入れて、足りなくなったら補充する」と答えたマメな人は22.3%と、満タンにすると答えた人より少なかった。
何度もガソリンスタンドによる手間を考えれば、800円余分に払う方がマシなのかもしれない。
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■年収によって差はあるのか?
年収が高い人ほど満タンにする人が多いだろうと予想したが、意外な結果が出た。年収700万~1000万の人は43.1%が満タンにするという、予想通りの余裕ぶりだが、500万~700万円層は24.2%と、300万円未満の25.9%より少ないのだ。
反対に「10Lだけ入れて様子を見る」と答えた人は500万~700万円層で26.3%と、年収300万円未満の23.3%よりも多い。年収500万~700万円層は、倹約家が多いのだろうか。
もしかすると、倹約につとめる精神が、年収500~700万円のプチリッチになる近道なのかもしれない。結局、このような数十円を大事に扱う人こそ、お金持ちになっていくのだろうか。
(文/しらべぇ編集部・上江洲規子)