今までに見た中で「一番怖かった夢」は?世代で違う恐怖心

2016/02/12 17:00


©iStock.com/yanni
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自分では想像もできないようなことが容易に起こるのが、就寝中の夢の世界。内容によっては、起きた瞬間からどんよりした気分になることもあるが、中でも人々がとくに恐怖を感じたのはどんな夢を見た時だろうか。

しらべぇ編集部では、全国の20代から60代の男女1331人を対象に「いままで見た中で一番怖かった夢の内容」について質問し、以下から解答を選んでもらった。

①追いかけられる夢
②死に関する夢
③目覚められない夢
④怪奇現象の夢
⑤災害の夢
⑥人々が不気味な笑顔を浮かべている夢


■「死の恐怖」よりも「追いかけられる恐怖」

棒グラフ

調査の結果、4割の人が「追いかけられる夢」が一番怖かったと解答。次いで「死に関する夢」が25%、そして「目覚められない夢」、「怪奇現象の夢」、「災害の夢」はそれぞれ1割程度の人が選択した。

具体的な夢の内容をいくつかピックアップしたのが以下である。

ひどい別れ方をした元彼に棺桶のようなものに閉じ込められて死ぬという夢を見てトラウマになり、密室が怖いと感じるようになった」(20代女性)

「自分が死んで、天国にいくか地獄にいくかの裁判にかけられる夢を見た。夢の中の自分は天国にいけるように必死に願っていて、判決が下る瞬間に目が覚めたが、心臓のバクバクが止まらなかった」(30代男性)

「会社の人たち全員に追いかけられ、駅に逃げたものの、なかなか電車が来なくてつかまってしまう……という内容。仕事のストレスが溜まっているのかもしれない」(40代男性)

どの夢も目覚めの悪い朝を迎えたに違いないだろう。


関連記事:安定は夢のまた夢…「初夢」にも格差社会の現実もろ

■夢からわかる「死への耐性」が強い年代とは

棒グラフ2

そして「追いかけられる夢」と「死に関する夢」を選択した人を年代別にみてみると、20代では「追いかけられる夢」よりも「死に関する夢」を怖いと感じた人が多いが、30代以降ではそれが逆転‏している。

とくに60代では「死に関する夢」が18%なのに対し、「追いかけられる夢」は5割超えと2倍以上の差が。

年齢を重ねるにつれ、身近な人の死に直面することが増えたり、また加齢による体調の変化や病気などで自分の死について考えることがあるという人も多くなるせいかもしれない。

(取材・文/しらべぇ編集部・サ乙
qzoo調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年1月22日~2016年1月25日
対象:全国20代~60代のFacebookユーザー男女1331名

怖い調査
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