東大生が通う湯島天神・阿吽の『つゆ無し担担麺』が激辛ウマ
唐辛子や山椒など香辛料を効かせる四川料理。その中でも代表料理として人気な担々麺が、本場中国さながらに提供されているお店が東京にあると聞き、取材に訪れた。
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■食べログで3.6を超える「湯島四川担担麺 阿吽」
湯島天神から徒歩5分ほど歩いたところに、「阿吽(あうん)」はひっそりと佇んでいる。
お昼どきはかなり混み合うと聞き、夕飯どきを避けて行った取材班。しかし、時刻は夜の20時を過ぎたにもかかわらず、寒空のもと、外まで長蛇の列が出来ていた。
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■まずは定番の「担担麺」登場!
はじめに紹介したいのはオーソドックスな『担担麺』(830円)。クリーミーなスープが絶品で、トロ味のあるゴマの香りが特徴。ほのかに香るエビのこげた匂いに食欲をそそられる。
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■これぞ本場! 中国伝統の「汁なし担担麺」
「担担麺」も十分ウマいが、通がこぞってオススメするのがこちらの「汁なし担担麺」だ。
山盛りの牛肉で作られたそぼろの横には、新鮮な水菜とカイワレがよそられている。その上から山椒が振り掛けられており、ツンとした酸味のいい匂いに食欲がかき立てられる。
もともと、担担麺は中国の四川省が発祥の地と言われている。ファーストフードとして道端で売られており、大量のスープを持ち運ぶのが大変だったため、担担麺は汁なしが原型だったようだ。つまり、この「汁なし担担麺」こそが本物の担担麺なのだ。
よくかき混ぜて食べてみると、シャキシャキした水菜、コクの効いたそぼろに山椒のアクセントが合わさり、口の中で絶妙なハーモニー。山椒はピリピリとした痺れを舌に与えてくれる。
モチモチした極太麺には、そぼろや山椒が絡みついている。普通盛りでも満腹になるほど、食べ応えのある一品だ。
■本場の担担麺を食べたい方にぜひおすすめ!
山椒の辛さは5段階から選べるため、辛い食べ物が苦手な人にもおすすめ。食べ終わった後も胃がもたれず、スッキリとした味わいだ。
湯島天神にお参りしたあと、ぜひ足を伸ばしてほしい。
【四川担担麺 阿吽】
住所 東京都文京区湯島3-25-11
営業時間
(月、水、木、金)11:00〜14:30 17:30〜21:45
(土)11:00〜15:00 17:30〜21:45
(日)11:00〜15:00 17:30〜21:00
(取材・文/しらべぇ編集部・将吾)