職場PCのスペック低すぎ問題!公務員が一番の被害者?

2016/02/24 16:00


 ©iStock.com/ luoman
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2014年4月、マイクロソフトがWindowsXPのサポートを終了。現在はWindows7、8、8.1が主力OSとなっており、「無償ダウンロード」という形でWindows10の導入を推奨している。

しかし、サポート終了から1年経過した2015年4月時点で、大手電力会社やガス会社がいまだにXPを使い続けていることが判明。大手は順次Windows7搭載パソコンに入れ替える予定と報じられ、現在はXPを使用していないと思われるが、中小企業ではいまだにXPを使い続けているところもあるそう。

XPをはじめ、vistaや2000などいまだに古いOSのwindowsパソコンやMacを会社が入れ替えようとせず、不満に感じている人は多いのではないだろうか。


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■会社のPCが古くて不満を感じている?

そこでしらべぇ編集部が全国のデスクワーク従事者に「会社のPCが古くて不満を感じているか」聞いてみた。

無題結果、もっとも不満を感じているのは20代男性であることが判明。以下、30代男性、50代男性と続く。やはり若い世代ほど会社が古いPCを入れ替えないことについて不満を感じている。


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■公務員がもっとも不満?

次に、不満を感じている人を職業別に見てみよう。

無題公務員が25.8%とダントツで高く、2位の会社員に8%の差をつけトップに。税金がその購入資源のせいだろうか、公務員は一般企業と違い新PC購入に時間がかかると思われる。

また、「まだ使えるだろう」と却下されるケースもありそう。それだけに買い替えてほしいのに我慢して古いPCで作業している人が多いのかも。


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■古いPCにありがちなことといえば?

古いPCにはありがちでなことと言えばどんなものがあるのだろうか。ピックアップしてみよう。

①突然の強制終了

突然PCに「このプログラムは不正な処理を行ったので強制終了されます」とメッセージが出てプログラムが全て終了される。作成中のファイルも保存していなければ消えてしまう。windows95、98によく見られた。


②Aドライブがある

フロッピーディスク用のドライブが用意されている。エクスプローラを開き、間違ってAドライブをクリックすると、ガタガタと音がして、PCがディスクが入っているか確認に行く。最近はAドライブがなくなっているため「なぜCドライブから始まるの?」と思う人も多いとか。


③動きが遅い

長年使用していると動きが遅くなり、クリックしてから数秒の間があった後にプログラムが起動する。プライベートでもイライラしてしまうが、会社のPCが遅くてはやる気も出ず、さっさと帰りたくなってしまう。


④爆音がする

電源を入れると「ギュイイイイイン」と凄い音を発し、周りの声が聞こえないほどうるさくなる。掃除をすると一時的に収まることもあるが、そのうちにまた音が復活する。


どれも仕事に 支障をきたすものばかり。しかし自分のパソコンではないため、新品に入れ替える否かは会社の判断となる。古いPCをやむなく使い続けている人は、PCを友達だと思い、愛してあげるしかないのかもしれない。

(取材・文/しらべえ編集部・佐藤 俊治

qzoo

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年1月20日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の男女1340名

公務員PC調査
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