少しの工夫で身につく愛の国イタリア男の口説きテクニック

2016/02/29 10:00


イタリア
©iStock/Minerva Studio

イタリア人男性といえば、世界中どこに行っても「女性に優しい伊達男」というイメージで通っています。シャイな日本人から見ると、「甘い言葉で女性を誘惑するなんて難しい」「自分に自信がないと堂々と女性を口説けない」と思う方も多いのでは。

筆者は7年間イタリアに住んでいましたが、実際はそんなにロマンチックな言葉を囁いてくれるわけではありません。イタリア人男性にもシャイな人はたくさんいますが、「愛の国イタリア」では幼稚園から恋愛が始まり、小さいうちから男性は女性の扱いを学ばされ、場数をたくさん踏んでいます。

イタリア人男性は「どう振る舞えば、女性が喜ぶか」ということを体で覚えているのです。イタリア男性から実際に口説かれた経験を持つ筆者が、日本人でも無理なく実践できそうなイタリア流モテ男テクを紹介したいと思います。



好きな人にだけマメに

イタリア人男性が女性好きであることは間違いありませんが、だからと言って、女性全員に優しいわけではありません。大前提として一番大切なことは、まずは自分の好きな女性を見つけること。そして、その女性にだけ特別に優しくすることです。

優しさを相手に一番アピールできるのが「マメさ」。例えば、イタリア人男性は、好きな女性を1度デートに誘ってダメなくらいでは絶対に諦めません。しつこさ=情熱と相手が思うまで、マメに誘い続けます。

デートをした後も「おやすみメール」を送ったり、日常のちょっとした空き時間に連絡してみたり。長いメッセージや電話でなくても、こまめに連絡を取ることによって、相手との距離を少しずつ埋めます。

そのメッセージに愛の言葉が入っていなくても、「今、自分のことを思い出してくれたんだな」と思えるだけで、女性は嬉しかったりするのです。


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敢えて空気は読まない

私だけでなく、イタリア人男性とお付き合いした日本人女性がビックリするのが、イタリア人は「ストレートな発言が多い」こと。良いことも悪いことも、相手に包み隠さず、思ったことは必ず口にします。

好きな相手が自分の前で喜怒哀楽をはっきり見せてくれるのは、嬉しいもの。大切な相手だからこそ、本音でぶつかり合って心の距離を縮めるのがイタリア流です。

例えば、デートで行ったお店が思ったほど美味しくなくても、相手に「どうだった?」「大丈夫だった?」と意見を聞いて顔色を伺う前に「美味しくなかったね」と自分から意見を言ってしまいます。

気になることを隠して黙るよりは、正直に口にしあって、お互いに思っていることはどんどん意見交換すれば、お互いのことをより深く知り合えます。

もちろん、彼女に対して「可愛いね」とか、「今日の服、とても似合ってて素敵だね」といった褒め言葉も恥ずかしがらずに口にすることも大切なコミュニケーションの一つです。


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プレゼントにはお金をかけない

イタリア人男性は、プレゼントもマメです。お誕生日や記念日だけでなく、普段の何でもない日にこそ小さなプレゼントを送ります。ここでポイントなのが、普段のプレゼントは値段のたかくないものにすること。

あくまでさりげなく「あなたのことを一番に考えているよ」とアピールできるようなもので、女性がもらって嬉しいものを選びます。

例えばお花は定番。大きな花束である必要はありません。500円くらいのミニブーケでも、一輪の花でも、女性はもらうと嬉しいし、もらったことを覚えているものです。あとは、少し頑張って料理を用意してみるとか、手紙を書いてみるとか。

苦手なものを無理して頑張る必要はないですが、相手を思って用意した「形なきプレゼント」は思い出に残ること間違いなし。女性はそういうプレゼントに弱いものです。


少しの工夫で、意外と誰でもすぐにイタリア伊達男になれるテク。イタリア人男性は意外とハートで勝負なのです。見た目やトークに自信がない人でも、今日から試せるものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

(文/しらべぇ編集部・砂流恵介・辰巳真理)

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