引っ越しシーズン到来!挨拶回りをする20代は40代の約半数
卒業式や入学・入社式が多くなる2月末から4月は、引っ越しシーズンでもある。
新しい家や部屋に新しい環境。わくわくする引っ越しに忘れてはならないのが、ご近所への挨拶回りだ。引越しの挨拶周りは昔から常識とされていて、これまで縁があってご近所だったお隣さんから、これからお世話になるお隣さんに直接訪問して行う。
しかし、最近では菓子折りを持参してお隣さんや大家さんに挨拶すると、ビックリされることも少なくはないようだ。どのくらいの人が引っ越しの際に挨拶回りをしているのだろうか。
そこで、しらべぇ編集部では「引っ越し先のお隣さんにご挨拶したことがある」を20代〜60代の男女1067名に調査した。
【引っ越し先のお隣さんにご挨拶したことがある?】1067人 男女別
全体では55.7%の人が「引っ越し先のお隣さんにご挨拶したことがある」と回答。最近でも過半数の人が挨拶回りをしていることが判った。次に世代別で見てみよう。
【引っ越し先のお隣さんにご挨拶したことがある?】1067人 世代別
世代が上がるごとに割合が高くなり、40代以上は半数以上が挨拶回りをしていることが判った。最も高い60代の72.0%に比べて、20代は27.6%と約3分の1。昔ながらの常識や必要性が若い世代にはあまり伝わっていないのかもしれない。
ご挨拶をしておくと、もし騒音などで迷惑を掛けた時やトラブルが起きた時も少しは気が楽になる。
ちなみに、ご挨拶のタイミングは引越し前に挨拶回りをするのが良い。必要なのは向こう3軒までと言われおり、時間帯は10〜18時が常識とされている。挨拶品は1品ずつで、相場は500〜1,000円ぐらい。もらっても困らないタオルや洗剤が無難だ。
ご挨拶の際には、町内会の付き合い方から地域のゴミの出し方や決まりごとなどを確認しておくと良いだろう。3度訪問しても不在の場合は、粗品に手紙を添えて、玄関のドアノブなどに掛けて渡しても良いとされている。
引っ越し予定の方は、ご近所付き合いを大切にぜひ参考にしてみていただきたい。
(文/しらべぇ編集部・桜庭康人)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年2月24日~2016年2月26日
対象:全国20代~60代の男女1,100名