【豆知識】ディズニーランドで一年に一度ミッキーがウサギになる期間がある
ディズニーランドで一番人気のキャラクターといえば、今も昔もネズミをモチーフにした「ミッキーマウス」だ。
だが、1年に1度だけ、ディズニーランドがウサギだらけになる期間があることをご存じだろうか?
それは、3月の終わりから6月中旬(2016年は3月25日~6月15日)にかけて行われるイベント「ディズニー・イースター」である!
「ディズニー・イースター」期間中は、パーク内のデコレーションやパレードもイースター一色になり、パレード「ヒッピティ・ホッピティ・スプリングタイム」ではミッキーたちが「うさみみ(うさぎの耳)」を付け新たなコスチュームで登場。
ネズミのミッキーやミニーがウサギになるという、イースター気分を一気に盛り上げてくれるイベントらしいのだが…イースターっていったい何なの?
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■イースターって何?
名前は知っているもののまだまだ日本人にはなじみの浅いお祭りだが、欧米ではクリスマスと並んでごちそうを食べてお祝いをする日。
イースターとは日本語に直すと「復活祭」と言い、キリストの復活を祝うためのイベント。さまざまな色にカラフルに塗られた『イースター・エッグ』、一度は見たことがある人は多いのではないだろうか?
なぜ卵なのかというと、キリスト教において卵は生命の誕生を意味する神聖なものだからなのだとか。
カトリックやプロテスタントの西方教会では、ウサギが卵を運んでくる『イースター・バニー』というキャラクターがおり、現代ではイースターの前日に子供たちへお菓子を届けるサンタクロースのような役割があるのだとか。
ミッキーたちがウサギになる理由も、それにちなんでいる。
日本でもフランスのパティスリー「ピエール・エルメ・パリ」がイースター・バニーをモチーフとしたチョコレートを販売するなど、イースタームードは高まってきているようだ。
ディズニーランドではディズニー・イースター期間限定でうさみみも売られているようなので、ミッキーたちと一緒にうさぎになって盛り上がるのも、いつもと違って楽しいかもしれないぞ!
参考リンク:ディズニー・イースター
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)