蛭子能収さん好きの割合を調査!女性11.5%と好感度低くも、重用される深い理由とは?
2014年、静かなブームとなった有名人の1人に漫画家・タレントの蛭子能収さんがいます。最近の蛭子さんと言えば、テレビの旅番組での自由奔放な振る舞いがよく知られていますよね。他の共演者に合わせることなく、またロケ先に媚を売ることもせず、マイペースで旅を楽しむ彼の姿はお茶の間から人気を集め、今やテレビ局から引っ張りだこになっています。
空気を読むことが過剰に求められがちと言われる現代社会で、自分の信念に基づいて行動する彼に対する憧れが強まっているということでしょうか。
今年8月には自身の思想を語った書籍『ひとりぼっちを笑うな』(KADOKAWA)が刊行され、その独特の思想はさらに広く知れ渡ることとなった蛭子さん。この度しらべぇ編集部では、そんな蛭子さんの好感度を調査してみました。
【質問】
タレントの蛭子能収さんが好きですか?
■男性
好きである:20.3%
好きではない:79.7%
■女性
好きである:11.5%
好きではない:88.5%
男性は20.3%、女性に至っては11.5%と低い水準に留まりました。テレビでの「蛭子人気」は好感度には結びついていないようです。
アンケートに「好きではない」と回答した20代女性は、「好きではないけれど、番組全体のバランスを考えて彼が起用されている理由はよくわかる。好かれていなくとも、番組のクオリティをあげてくれるタレントなので」と興味深い分析をしてくれました。
「ヒール(悪役)がいるからヒーローは輝く」とも言われます。また「邪道」があるから「正道」もあるものです。その点で、「蛭子能収さんが好かれているかどうか」ということと「彼が出ている番組が面白いものになるかどうか」はまったく別の議論であり、また蛭子さんが好かれていないことこそが番組の面白さを高めている要因と言えるのかもしれません。
このように考えると、蛭子さんの面白さはまったく否定されないどころか、今後も彼が重用される可能性を秘めた調査結果になったと言えるでしょう。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年10月17日(金)~10月21日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部)
※画像はテレビ東京『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』のスクリーンショットです