「ジェットキャップ」が次のトレンド?スタイリストが解説
20代は毎日帽子をかぶってましたが、ハゲなかったので「帽子はハゲる説」を信じていないスタイリストの久保田(フランソワ)です、こんにちは。
「バケットハット」や「つば広ハット」の流行りが一段落した今、かぶるべき帽子は「ジェットキャップ」と言われています。
画像をもっと見る
■ネクストトレンドのジェットキャップってどんな帽子?
これがジェットキャップです。
特別新しいものでもないので、どこかで見たことはあるかもしれません。おなじみのベースボールキャップとの違いは、かぶりが浅くてツバが小さめなところ。
真上から見ると、その作りの違いが一目瞭然ですので、見分ける際の参考にしてみてください。こんなふうに、三角形の生地を6枚剥ぎ合わせたのがベースボールキャップで…
こういう剥ぎ目がジェットキャップ。てっぺんに丸ポチがないのが特徴です。
関連記事:スタイリストが分析!女性にとってバッグとは男にとってのクルマと一緒
■オシャレなかぶり方
さて、このジェットキャップをオシャレにかぶるコツがあります。そのためのキーワードは3つ。
①浅めに
②斜めに
③後ろ前に
です。どんな感じがそれぞれ見ていきましょう。
①つばを上げるように浅めにかぶる
②つばを斜めに向けてかぶる
③つばを後ろ前にしてかぶる
真っ直ぐかぶるよりも、このように崩してかぶるのが今年っぽくてカワイイ! 崩し方は自由ですが、後ろ前かぶりは比較的難易度が高い(※)ので、まず浅くかぶってみて、いけそうなら斜めに曲げてみるのがよいでしょう。
(※)後ろ前かぶりはダサさとキュートさが紙一重。メイク、ヘアスタイル、服装に気合いが入ってないと、単なるダサい人になる危険性があります。おしゃれ中級者向け。
関連記事:スタイリストが厳選!2016春、女子はとりあえずこれ着とけば大丈夫
■男女どっちもいける!
ベースボールキャップ同様、男女とも取り入れやすいのもポイントが高いですね。女性の場合、こういうカジュアルな帽子はふわっとしたスカートやワンピースなど、女性的な服ととても相性がいい。
一方、男性の場合はジーンズ&スニーカーに合わせるとヤボったく見えてしまうので、キレイ目のパンツやシャツなどでバランスをとってあげるのが大切です。
関連記事:パーカー、ワンピース、ボーダーは通じない? 間違いファッション英語②
◼安くて楽チンな優秀オシャレアイテム
日本でもすっかり帽子文化が根付いた感があり、若い子の帽子率は15年前に比べて大幅に高くなったように思います。せっかくの機会ですから、普段あまり帽子をかぶらない世代の方も、ぜひ一度かぶってみてください。
寝癖もごまかせるし、ファッションの幅も広がる。その割に単価も安いアイテムなので、もしかすると病みつきになるかもしれませんよ。
(文/久保田フランソワ)