ももいろクローバーZ とは
ももいろクローバーZは、4人組ガールズユニット。メンバーはリーダーで赤色担当の百田夏菜子、黄色担当の玉井詩織、ピンク色担当の佐々木彩夏、紫色担当の高城れに。
ユニット名は「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味が込められており、愛称は「ももクロ」「ももクロちゃん」。「Z」の文字を宙に書いて指を突き出すポーズを常用。 所属事務所はスターダストプロモーション、レーベルはEVIL LINE RECORDS(キングレコード)。
2007年、事務所初の本格的なアイドルグループを作るプロジェクトが始動し、伊倉愛美、高井つき奈、高城れに、弓川留奈、和川未優が選ばれる。
2008年、伊倉、高井、高城、玉井詩織、百田夏菜子、和川未優で「ももいろクローバー」を結成。全員が学生だったため「週末ヒロイン」と称して土日を中心に活動を開始。
「スターダスト芸能3部オーディション」の中でメンバー作詞の『あの空へ向かって』を歌唱し初お披露目。リーダーを高城から百田へ交代。柏幸奈、佐々木彩夏、早見あかり、藤白すみれが途中加入し、伊倉・高井・藤白・和川が脱退。
2009年、インディーズ・デビューシングル『ももいろパンチ』を発売し、ヤマダ電機の店先を借りて初の全国ツアーを開催。インディーズ2ndシングル『未来へススメ!』から百田、早見、玉井、佐々木、、有安、高城の6人でメンバーが固まり、イメージカラーも決定。
2010年、メジャー・デビューシングル『行くぜっ!怪盗少女』を発売。キングレコードへ移籍し、宮本純乃介が楽曲制作の指揮を執る。アイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)」などに出演。初のホールコンサートを開催。佐々木敦規によるライブ演出が始まり、煽りV(オープニング映像)などを導入。
2011年、サブリーダーの早見がグループを脱退し、グループ名を「ももいろクローバーZ」へ改名。ファーストアルバム『バトル アンド ロマンス』を発売。ロックフェス出演、氣志團などとの対バン開催、全日本プロレスに武藤敬司の弟子として登場。
「Animelo Summer Live」(アニメフェス)や「LOUD PARK」(メタルフェス)などに出演して、従来のアイドルと異なるファン層を獲得し、「モノノフ」という呼称が定着し始める。初の男性客/女性客限定ライブを開催。
2012年、アルバム『バトル アンド ロマンス』が「第4回CDショップ大賞」で全国のショップ店員が「最も売りたい作品」として大賞に選ばれる。レギュラーラジオ番組『ももクロくらぶxoxo』が放送開始。
初のキッズ向けライブ、初のドーム公演、初の日本武道館公演を実現。布袋寅泰が楽曲提供した『サラバ、愛しき悲しみたちよ』が話題となり『MUSIC STATION』に初出演。『NHK紅白歌合戦』に初出場。
2013年、国際的なロックフェス『Ozzfest Japan』に出演。単独の女性アーティストとして初の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でライブを開催。冠番組『ももクロChan』の地上波放送が開始。
2014年、国立競技場でライブを開催。キングレコード内で新設レーベル「EVIL LINE RECORDS」へ移籍。レディー・ガガの日本公演にオープニングアクトとして出演。警視庁「交番制度創立140周年記念式典」で警視総監らの前でパフォーマンスを行う。
米国ハードロックバンド・KISSとのコラボ作品『夢の浮世に咲いてみな』を発売し、KISSの日本公演に出演。ロサンゼルスで単独ライブを開催。
2015年、青春映画『幕が上がる』を5人で主演し(後に舞台化)、主題歌の『青春賦』がゴールドディスク認定、「第39回日本アカデミー賞」話題賞 俳優部門、「第70回毎日映画コンクール」TSUTAYA映画ファン賞、「第40回報知映画賞」特別賞などを受賞。
笑福亭鶴瓶との共演番組『桃色つるべ〜お次の方どうぞ〜』、初のFMレギュラー番組『ももいろクローバーZのSUZUKI ハッピー・クローバー!』が放送開始。高城がグループ初のソロコンサートを開催。
佐々木が演出担当としてグループ初の親子連れ限定ライブや、月1でのライブハウス公演『月刊TAKAHASHI』を手がける。太宰府天満宮本殿前の特設ステージで歌唱奉納を行う。
2016年、グループ初の全国ドームツアーを開催。熊本地震からの復興を支援するチャリティーライブを開催。有安と佐々木が自身初となるソロライブを開催。初の海外ツアーを開催。百田がNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』に出演。
高城がラジオでの冠番組『高城れにの週末ももクロ☆パンチ!!』を開始、玉井は「スカパー!音楽祭」など複数のイベントでMCを務める。文部科学省主催「スポーツ・文化・ワールド・フォーラム」でライブパフォーマンスを披露。
ドキュメンタリー作品『はじめてのももクロ -完全版-』や全ミュージック・ビデオ収録『ももいろクローバーZ MUSIC VIDEO CLIPS』、ウインターベストアルバム『MCZ WINTER SONG COLLECTION』を発売。
『日経エンタテインメント!』の人気度調査「タレントパワーランキング」で、5年連続女性アイドルグループのトップ、正月三が日のタレント別出演CM本数で1位を獲得。キッズ向けユニット「ももくろちゃんZ」名義での活動を開始し、知育バラエティ番組『ぐーちょきぱーてぃー』が放送開始。有安がメンバー初となるソロアルバムをリリースし、東名阪ツアーや日本武道館でのライブを開催。
アコースティックライブ「MTV Unplugged」に、日本人の女性グループとして初めての出演を果たす。2年間かけて47都道府県を巡る『ももいろクローバーZ ジャパンツアー「青春」』が始動。
2018年、有安が脱退。新レギュラー番組『Musee du ももクロ ~アートの学びをデザインする~』が放送開始。10周年記念し初のベストアルバム『桃も十、番茶も出花』を発売し、記念ライブをグループ初となる東京ドームで2日間開催。
5ヶ月連続配信でシングルを発売。グループ初のミュージカル『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?』を上演。玉井がサーカス集団「サムライ・ロック・オーケストラ」のキャストに抜擢。NHK『プラスティック・スマイル』でドラマ初主演。
2019年、“クローバー”伝来の地として知られる長崎市から観光アンバサダーに任命。アニメ『ちびまる子ちゃん』30周年アンバサダーに就任し、オープニング主題歌『おどるポンポコリン』の歌唱を担当。
新番組『ももクロと行く!』『松崎しげるとももクロのくろ旅』が放送開始。4人体制で初のオリジナルアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』を発売し、世界観を再現する“SHOW”を開催。
百田子がゴールデンタイムのドラマ『約束のステージ 〜時を駆けるふたりの歌〜』に出演。玉井がMCを務める音楽番組『しおこうじ玉井詩織×坂崎幸之助のお台場フォーク村NEXT』が開始。
高城がメンバー初となるソロでのテレビCM出演。佐々木が自らがプロデュースしメンバーも務める「浪江女子発組合」を結成し、主宰するアイドルフェスの企画を担当。台湾と中国で初のアジアツアーを開催。
2020年、新型コロナウイルス感染症の流行を受けてYouTubeでライブ映像をノーカットで生配信し、寄付金を日本赤十字社などへ贈る。日本オリンピック委員会企画の「がんばれ!ニッポン!全員団結プロジェクト」のスペシャル応援団員に選出され、全員で聖火ランナーを担当することが発表されている。
最終更新日:2020-11-16 13:41:05