ジャニー喜多川は米国出身の実業家、芸能プロモーター、音楽プロデューサー、ジャニーズ事務所代表取締役。1931年10月23日生まれ。姉はメリー喜多川。

1931年、米国ロサンゼルスに生まれる。1933年、一家で日本へ渡航し大阪市で生活を開始。程なくし母親が死去、やがて第二次世界大戦が勃発すると兄弟とともに和歌山県に疎開した。

1947年、ロサンゼルスに帰国。現地の高校に入学した。ロサンゼルスの高校を卒業後、姉と同じロサンゼルス・シティー・カレッジに進学。

1950年、美空ひばりが川田晴久と米国公演をおこなった際、父の勤務先だった真宗大谷派東本願寺ロサンゼルス別院が会場となったためステージマネージメント全体を担当する。

1952年、再来日。駐日アメリカ合衆国大使館に陸軍犯罪捜査局の情報員（通訳の助手）として勤務する。その傍ら上智大学国際部に進学し、上智大学を卒業。

1955年、大学在学中バンドを結成し芸能界へ参入。

1960年代初頭、居住していた東京都渋谷区代々木にて近所の少年たち約30名で構成された少年野球チームのコーチを務めていた。そのチーム名は、本人のニックネーム「ジャニー」からとって「ジャニーズ」と名付けられた。

1962年、野球チームのメンバーである4名の少年により最初のグループであるジャニーズを結成する。

1962年、ジャニーズ事務所を創業。創業当初は渡辺プロダクションと業務提携し渡辺プロを窓口としていたが、1975年に正式に株式会社として法人登記。

1980年代、先行する大手プロダクション群を凌駕し始め「フォーリーブス」「郷ひろみ」「たのきんトリオ」「シブがき隊」「少年隊」などの多くのアイドルグループを成功させた。その後も多くの人気グループをデビューさせている。

2019年6月18日、都内の病院に緊急搬送され、多くの所属タレントが病院に駆けつけたと報道された。7月1日、ジャニーズ事務所が「乖離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で入院している」と発表。