就活前にチェックしたい、素敵職業5選 おにぎりを2万個作った人大歓迎!?
来年の3月から、新卒採用の就職活動が解禁されますね。自己分析をして就きたい職業や自分に合う仕事を考えたり、企業分析をしたり…学生の皆さんにとっては、なかなかに大変な期間となるでしょう。ただし、世の中には実に様々な職業があります!
今回は、現在募集中で、筆者も思わず応募したくなったお仕事をご紹介していきたいと思います。
●ブログ編集者
月間300万PVのコーポレイトメディア“LIGブログ”の編集者です。業務内容は、記事の編集作業、SNSを含めた運営管理、企画・切り口作りの製作と、通常のWebメディアの編集業務と大差ないかもしれません。
しかし、そこは変わったことを次々と発信する“LIG”さん。募集要項の“こんな経験歓迎”の欄には、「3日間つるを徹夜で折っても発狂しなかった」「高校時代におにぎりを2万個作ったことがある」との記載が…。高校時代におにぎりを2万個作ったことがある経験者は、今夏の甲子園で話題になったアノ子しかいません。何か期待させてくれますね。
●村をつくる人、村を考える人(村づくり)
手織りの麻織物などの工芸品を扱う中川政七商店の中途採用枠です。300年の歴史を持ちながらも、「日本の工芸を元気にしよう」と、店舗販売だけでなく様々な事業を展開しています。仕事内容は、地域工芸・産地の都市計画、プランニング、ディレクション等。応募資格は、建築事務所での実務経験2年以上で、誰でも応募できる職種ではないのですが、村を作るというスケールの大きな仕事はやりがいがありますよね。
●将来の社長の右腕候補
サッカーJ2「FC岐阜」の運営団体である株式会社岐阜フットボールクラブの募集です。仕事は大きく3つで、「試合やイベントの企画運営職」「スポンサー集めなどの営業職」「試合などの準備」。
応募資格は、基本的なビジネススキル、ビジネスマインドを持ち合わせていること。社会人経験があれば、誰にでもチャンスはありそうです。サッカーは地域密着型の運営が多いので、「大好きなスポーツを仕事にし、さらに地域にも貢献できる」ことは魅力ですね。
●地域おこし協力隊
都市住民が、都会的視点で地域おこし活動の支援や農林漁業の応援などを行う仕事です。総務省による財政支援もあり、2012年には3府県204市町村にて計617名の隊員が活動しています。
魅力ある農作物、風景、文化などを生かしきれていない地域が田舎には多いそうです。そこに、都会で身に付けた知識や経験を持って活動しに行くというわけですね。
●漁師
説明不要の職業ですが、「いざ漁師になろう」と思うと意外とどこに応募すればよいか分からないもの。
そこで調べてみると、全国漁業就業者確保育成センターのサイトに、全国各地の漁港の求人情報がありました。仕事内容は漁港によって様々。さらに、引き網、刺し網、遠洋漁業など漁の種類も選べるようです。
募集要項で興味深かったのは、応募資格に“泳げる人”があったり、福利厚生で“乗組員シェアハウスあり”との記載があったことです。社員寮とは言わず、シェアハウスとするところが時代を反映していてキャッチーでした。
いかがでしたか? 経験が必要で今すぐ就けないものもありますが、将来を見据えて様々な職業を今一度調べてみるのは面白い作業です。もしかすると、その中から天職が見つかるかもしれません!
(文/しらべぇ編集部・重野マコト)