【意外!?】食べ放題で原価を気にするのは女性のほう!20代は2人に1人!
焼き肉やケーキ、最近ではお寿司まで。普段は財布と相談しながら食べざるを得ないメニューを好きなだけ食べられる飲食店の「食べ放題」。お金の心配をする必要がないので、つい食べすぎてしまう方も少なくないだろう。
そんな食べ放題で「せっかく食べるのだから」という理由で原価を気にする人を見かけたことはないだろうか。しらべぇの調査によれば、男女ともそのような人に遭遇している可能性は高いという結果が出ている。
男女1500人を対象にした調査に関する以下の結果を見てほしい。
【質問】
「食べ放題では、原価を気にしてしまう」と答えた人の割合
・男性:39.3%
・女性:42.1%
約40%の男女が原価を気にしながら食べ放題を楽しんでいるという。3人で食べ放題に足を運べば、そのうち1人は原価を気にしている可能性が高いという計算だ。
さらに男女別の結果で興味深いのは、女性のほうが原価を気にする割合が高いことだ。回答者女性の年代別結果を見てみよう。
【女性・世代別】
「食べ放題では、原価を気にしてしまう」と答えた人の割合
・20代:49.3%
・30代:40.7%
・40代:39.3%
・50代:40.0%
・60代:41.3%
20代女性が他の世代に比べて10%ほど高い数値を示している。若い女性のほうが食べ放題の原価を気にする理由はどこにあるのだろうか。
ここで、回答した女性たちのコメントを紹介しよう。
「ケーキバイキングに行ったときは気合いを入れて食べる。原価も気にするけど、胃袋が拡張するのを感じる」(30代女性)
「サラダバーが充実している欧風レストランに行ったとき3回おかわりしました。原価分食べようとは思わないけど」(20代女性)
「原価に加えて人件費とかテナント費がかかっているので原価分食べたから元をとるわけではないのでそこまで気にしないが、原価は意識する」(50代女性)
「ケーキバイキングでは毎回原価分食べてる」(20代女性)
「食べれるから原価分食べる気でいる」(20代女性)
20代女性からのコメントで目立ったのは「原価分食べられるから」「ケーキバイキングなら元をとっている」というものだ。たしかに、焼肉よりはケーキならばまだ原価分食べることも不可能ではないだろう。これに加え、彼女たちは若さゆえに年配の人よりも「大食い」できるようだ。
ただし、回答者からのコメントにもあったように、食べ放題の価格には食材費以外に人件費やテナント費などさまざまなコストがかかっている。よく、「焼肉カルビ一皿の原価は○○円だから、○皿分食べれば元を取る」などと言われがちだが、これがあまりに素朴な計算式であることは頭に入れておいてもよいだろう。また、食べ過ぎることで体調が悪くなったとすればそれほど残念なことはない。原価は適度に気にしつつ食べ放題を楽しむことが一番ではないだろうか。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部)