真っ裸と…サンタクロース… 外国人も失笑の『試験に出ない英単語』傑作選
覚えたところで何の役にも立たなさそうな英語の参考書『出ない順 試験に出ない英単語』(中山 著/飛鳥新社)が人気です。続編の『出ない順 試験に出ない英単語 実践編』も発売中。今回は、その中から傑作選を紹介します。
※出版社の許可を得て掲載しております。(例文 中山/イラスト 千野エー)
画像をもっと見る■「徹底的に裸」でサンタクロース追跡
「部長は真っ裸でサンタクロースを追いかけていた。」
The department manager tried to tackle the Santa Claus while completely naked.
※真っ裸:completely naked ・・・Completelyは「完全に」「完璧に」「徹底的に」という旨の意味。つまり「完璧に裸」「徹底的に裸」というわけである。
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■自家製有刺鉄線の時代到来!?
「素敵な有刺鉄線ですね」「ありがとう。自分で編んだんです」
“What nice barbed wire”
”Thank you.I knitted it myself”
※有刺鉄線も自分で編む時代。編んでいる人を見かけたら、褒めてあげましょう。
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■クリボーは綺麗に消えてるわけじゃない
マリオの靴底には、クリボーの肉片が大量にこびりついています。(『実践編』より)
If you take a look at the sole of Mario’s shoe,you will find it covered in goomba meat.
合掌…。Goombaは英語版の名称。「グンバ」と発音する。
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■奴が盗んだあなたのヴァージニティ
「いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの童貞です」(『実践編』より)
“No,she stole something quite precious.Your virginity.”
あきらめるしかない。
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■三国志きっての軍師が言い放つまさかの一言
「ググッたら?」諸葛亮は劉備にそっけなく答えた。(『実践編』より)
“Why not google it?”
Zhuge Liang said to Liu Bei dryly.
「ググれカス」などと言われるよりはマシかも…。
■リッツを中心に回る彼女の人生
靖子は、リッツパーティの存在を証明するために生涯を捧げた。(『実践編』より)
Yasuko dedicated her life to proving the existence of RITZ parties.
参加するのは良いが、リッツだけを大量に食べさせられそうだ。
■伝説を疑う勇者
「ねえ、これ本当に伝説の盾?ゲル状なんだけど・・・」(『実践編』より)
“Hey,is this really the legendary shield? It’s gel-like…”
新素材か?
いかがだったでしょうか?実用性はゼロながらも、覚えてサラリと言えたら、逆に尊敬されそうな気がします(←ホントに?)。もっと勉強したい方は『試験に出ない英単語』『試験に出ない英単語 実践編』(飛鳥新社)でぜひ。ちなみに、筆者は『試験に出ない英単語』の生みの親の中山氏にインタビューをさせていただいたことがありますが、例文を外国人に見せたところ“失笑”だったそうです。
(文/やきそばかおる)
●『出ない順 試験に出ない英単語』『出ない順 試験に出ない英単語 実践編』(著 中山・イラスト 千野エー/飛鳥新社刊) 11月には中国版も台湾で発売されました。