みんなの「誰にも共感されない怒り」を調査!本当に共感できない怒りが集まる!
喜怒哀楽。できれば最初と最後の文字だけの人生を送りたいもの。しかし、誰でも怒りや哀しみを抱えることはあるだろう。そんなとき、どう対応するかがポイントだ。負の感情は誰かと共有すれば半分になると聞いたことがある。不満や悪口を言っても状況が変わるわけではないが、聞いてもらうだけでスッキリしたという経験がある人も少なくないだろう。
しかし、話しても誰にも共感されない怒りを抱えてしまった場合は辛いかもしれない。話したときに、「いや、怒っている意味がわからない」なんて言われてしまった日には……。そこで今回、しらべぇ編集部で「誰にも共感されない怒りを覚えたことがありますか?」という項目のアンケート調査を実施してみたところ、以下のような結果となった。
Q.誰にも共感されない怒りを覚えたことがありますか?
・はい:36.9%
・いいえ:63.1%
このように、36.9%の人が「はい」と回答。そして、その誰にも共感されない怒りの内容を具体的に聞いてみたところ、お察しの通り、あまり共感できないエピソードが集まった。が、シチュエーション別にまとめてみると、“誰にも共感されない怒り”のパターンのようなものがいくつか見えてきた。紹介しよう。
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■そのリアクションじゃない!
「自分の主張が職場の人に伝わらないと愚痴をこぼしているとき、『それはお前の頭がおかしい』みたいなことを言われて怒りを覚えた」(男性21才)
「割と真剣な話をしているのに、『うっそだー! マジ?』という軽めのリアクションをされたときムカッとした。マジな話なのに嘘つき扱いはないだろう。そこは『そうなんだ』とかでいいんじゃないか」(女性34才)
「自分が納得いかなかったことについて話したら、周りが『そんなもんだよ』と言ったとき」(女性43才)
自分が話す前に相手はこういうリアクションをしてくれるだろうと何となく予想することはないだろうか? とっておきの面白い話が予想以上にウケなかったときは落ち込むものだが、愚痴をこぼして期待外れのリアクションで追い討ちをかけられるのも辛そうだ。
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■私だけ…?
「良いと思ったアーティストを周りの誰もが良くないと言った」(男性55才)
「学祭の内容を決めているときに周りが無関心なので自ら提案したが、ほとんどの人から反対された」(女性59才)
「私が人気だと思っていた作品が、かなりネット上で叩かれていた」(女性35才)
自分が良いと思っているものに対して、誰にも理解されなかったとき、センスを否定されているようで怒りを覚えるパターンもあるようだ。
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■オンリーワンな悩み
「仕事での上司からの無理難題。立場的に部下にも相談できず、さらに同期もおらず、他の業種ではわからない内容であったため誰にも言えない」(男性27才)
「入院中のむしゃくしゃした気持ち」(男性58才)
「会社でお菓子を独占されたこと。可愛いがられている子だったので、自分以外は怒っていなかった」(女性29才)
自分の立場や人間関係のしがらみによって形成されたあなただけのオリジナル、オンリーワンな怒りを覚えた場合、共感してくれる人を探すのは難しいかもしれない。そんなときは無理に誰かに相談するよりも、自分なりのストレス解消法を見つけるほうがよさそうだ。
理解されない怒りは非常にイライラするものである。そんなときに使ってほしい筆者オススメの簡単にできるストレス解消法は、「発泡スチロールを粉々にする」「ベビースターを一気に食べる」「成城石井に売っている“堅パン”という驚くほど堅いクッキーをかみ砕く」などなど。誰にも共感されない怒りを覚えたとき、気が向いたら試してみてほしい。
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2014年12月12日(金)~2014年12月15日(月)
対象:全国20代~60代の男女1500名
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)