【恐怖】恋人の携帯「盗み見派」女性は男性の1.◯倍! 罪の意識を聞いてみると…
SNSやGメールなど、電話という次元をこえてさまざまな情報にアクセスできるスマホは、いわば個人情報のかたまり。
仕事でも使ったり、会社から貸与されている人の中には、パスワードロックはもちろんのこと、暗証番号を定期的に変えるなど、厳重な機密管理を求められることもあるでしょう。
ところが、先日しらべぇでもお伝えしましたが、いつの時代も恋人や夫婦の間で携帯電話についてまわるのが、メールや着信履歴などの「盗み見」。その実態をアンケートサイト「マインドソナー」で、あらためて調査してみました。
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Q.恋人や配偶者の携帯電話(通話履歴やメール、LINEなど)を見たことがある?
・見たことがある:30.4%
・見たことはない:69.6%
約7割が「恋人や配偶者の携帯は見ない」と回答しましたが、3人に1人程度の「盗み見派」が潜んでいるようです。では、男性と女性、相手の携帯が気になっているのは、どちらが多いのでしょうか?
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■恋人や配偶者の携帯「盗み見」率(男女別)
女性は男性の1.7倍、じつに4割も盗み見経験があることがわかりました。逆に言うと、4割の男性は知らず知らずのうちに携帯やメールを勝手に見られていたのかもしれません。
こうした携帯盗み見派は、自分のしていることに罪悪感を覚えているのでしょうか?「見たことがある」と回答した人たちに聞いてみると…
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Q.勝手に携帯を見ることに「後ろめたさ」を感じた?
開き直りでしょうか、罪の意識を感じたという人は半数を切っています。それぞれの声をご紹介しましょう。
【後ろめたさを感じた】
・何もないから、疑ったことに後悔(28歳女性・秋田県)
・知らなければよかった(49歳男性・東京都)
・やはりプライバシーの侵害なので、反省しました(32歳女性・東京都)
【後ろめたさは感じなかった】
・不信感を抱くような行動と証拠があったから(26歳女性・北海道)
・気にさせる方が悪い(26歳女性・埼玉県)
・普段からお互いがオープンにしてるから(43歳男性・埼玉県)
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■「不正アクセス」や損害賠償の対象になることも
「浮気が疑わしいんだから、携帯くらい見たっていいでしょ!」というのが罪悪感を感じない理由なのかもしれませんが、法律的にはどうなっているのでしょうか? しらべぇコラムニストでもある佐藤大和弁護士に聞いてみました。
携帯メールは「信書」にあたらないため、勝手に見ても「信書開封罪」にはあたりません。
ただし、携帯からでもGメールやLINE等は、他人のIDやパスワードを不正に利用してネットワークに接続してメールを見ることになるので、不正アクセス防止法に抵触する恐れがあります(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)。
また、いずれの場合もプライバシーの侵害にあたるので、民法上の不法行為として損害賠償の対象となりえます。
親しき仲にも礼儀あり、だけでなく「法律」もあり。スマホからGメールなどにアクセスすれば、仕事の機密情報が目に入ってしまうかもしれません。不用意な探偵ごっこには、ご注意を。
(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト)