ウユニ塩湖と並び大学生がSNSにこぞって載せるマチュピチュ遺跡のマニア情報を紹介
日本からみると地球の反対側にある南国ペルー。そこには天空の古代都市といわれる「マチュピチュ」が存在している。“死ぬまでに行ってみたい世界遺産ランキング”には必ずといっていいほどランクインするその地は、標高約2,280mの場所にあり、尖った絶壁の山々がそびえる雄大な景色が広がっている。
最近では、ボリビアのウユニ塩湖と並び、SNSに海外旅行の写真を載せたがる大学生たちから絶大な人気を誇ることでも知られている。
今回は、そんなマチュピチュ遺跡のパンフレットではわからないようなマニアックな情報を紹介しよう。
画像をもっと見る猫のようにウロウロしてる!歩くアルパカにタッチ、タッチ、尻にタッチ!
日本の街中に、フラフラと猫がいるように、マチュピチュにはアルパカがいる。しかもおさわりOK! せっかくの機会なので、少し怖くてもチャレンジすることをおすすめする。アルパカはおとなしく、どこを触っても気持ちよさそうな顔でこちらを見てくる。動物好きにはたまらない経験を得られるだろう。
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友達と一緒なら「扇」にチャレンジ!
マチュピチュにはいくつかの絶景をバックにして記念撮影できる場所がある。その一つに数えられる広場は団体客の集合写真撮影スポットとして知られている。もしあなたに旅仲間がいるならば、一緒に一枚撮っておくのも悪くない。
ここでおすすめのポーズは組体操の「扇」だ。印象的な記念写真になるだけではなく、その様子を見た外国人観光客から絶賛されることもあるとか。
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ペルーに来てまで登山するたった1つの理由とは?
マチュピチュ遺跡にはワイナピチュという山がある。マチュピチュとの標高差は300mと、そこまで高くないので、観光客のなかにはこのワイナピチュからマチュピチュ全体を見渡す絶景を楽しむために、登山にチャレンジする人も少なくない。頂上までの距離はそこまでないものの、急勾配の階段がずっと続く道のりになっているため、観光客によってはキツく感じる人もいるのだとか。
また、酸素が薄いため若い男性でも少し進むだけで息が上がってしまう。そのような苦しい状況のなかで、自然と他の観光客とのコミュニケーションが発生するのだ。
日本人同士なら「きついですね…。もう少しなので頑張りましょう!」。外国人なら「へーイ! グッドラック!」と言葉が通じなくても励まし合う。そして頂上で、その場に偶然居合わせたメンバーと一緒に達成感を味わい、絶景に歓喜する。ワイナピチュを訪れた人でこの瞬間の感動は忘れないと答える人は多い。
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じゃあいつ行くの?なるべく今でしょ!
現在マチュピチュには、この絶景を見るために世界各国から多くの人が訪れているため、入場制限が設けられている。数年後にはさらに入場が難しくなるとも言われているので、いつか行きたいと考えている人は早めに行動に移ることをおすすめする。
(文/しらべぇ編集部・八木彩香)