「あえてLINEを使わない」人は32.4% 「わずらわしい」「犯罪の不安」といった声も
今や、コミュニケーションツールとして若者の立派なインフラになりつつある無料通話・メールアプリ「LINE」。しかし、世の中には、「あえてLINEは使わない!」と言い張る人も意外と多くいる。
その理由はなんなのか? どのくらいの割合でいるのか? スマホユーザー675名に対して、ネット調査を実施した。
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■LINEをあえて使っていない人の割合は?
・あえて使わない:32.4%
・使う:67.6%
結果、3割以上の人がLINEを使わないようにしている。
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■男性は4割が未使用。ユーザーが5割を切るのは60代〜
男女で比べると、使わない割合は男性の方が多く、4割に迫る勢い。
・男性:39.4%
・女性:25.6%
また、当然のように、LINEを使わない人は、若い世代ほど少ない。ただ、上の世代でも、ユーザーが半数を切るのは60代から。幅広い支持が見て取れる。
・20代:22.2%
・30代:32.8%
・40代:34.7%
・50代:37.6%
・60代:52.0%
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■LINEを使わない理由は「ウザさ」と「不安」?
「LINEを使わない」人に、その理由について聞いてみた。
【わずらわしい】
「LINEに振り回されている人たちを見聞きしていると自分はそうなりたくないと思うから」(30代男性)
「24時間人づきあいをしたくないため」(30代男性)
【安全性などのマイナスイメージ】
「個人情報が流出してそうでセキュリティー面でも不安」(20代女性)
「ニュースを見て、犯罪に巻き込まれているイメージが強い」(40代男性)
「連絡してくる人にヤバい人がいるから」(20代男性)
「某国のアプリだから」(20代男性)
【どこか哀愁を感じる回答】
「一人になりたいことが多く、むしろ携帯電話でさえ不要です」(40代男性)
「やり方もわからない!」(60代女性)
「ミーハーになりたくない」(30代男性)
簡単に相手に連絡が取れるという利点は、かえって「厄介」に感じている人も多いようだ。また、「LINEに登録したら、自分的には『過去の人』が地縛霊のように蘇ってきて、怖いのですぐ登録解除した」という声も。
便利と感じるか、恐ろしいと感じるかは、人それぞれなのかもしれない。だが、LINEを使っている側からすると、使っていない人への連絡は少しだけ不便だったりもするのだが。
(文/しらべぇ編集部)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2015年2月13日(金)~2015年2月16日(月)
対象:全国20代~60代のスマホユーザー675名